2009年7〜12月



■2009.10.16
 どこでごはん?



さとう わきこ
『いそがしいよる――ばばばあちゃんのおはなし』
(福音館書店)

の絵本に触発された息子が、ある日突然
「今日は
お外で食べたい」と言い出した。
てっきり
外食のことかと思いきや、
よくよく聞いてみると、
屋外で食べたい
ということらしい。

庭やテラスがある家ならまだしも、
わが家の「屋外」といえば、車の置いていない
駐車場。なので、こんな感じになった↓



ちなみに目の前は
道路なので、人も通れば車も通る…。
さすがに初めは恥ずかしかったが、
そのうちだんだん楽しくなってきた(笑)。
突拍子もない子どもの発想に乗ってみるのも、
たまには面白い。
しまいには、近所の方から
ござまで
差し入れしていただいて…。

さらに数日後、また「お外で…」と言い出したので、
「じゃあ、今日は
ダンボールのお家で食べてみる?」
と逆提案したところ、無事採用!
以前、遊びで作った家の中に食器と
電気スタンドを持ち込んで、今度はこんな感じ↓



中は狭い上に暑苦しかったが、それはそれで
非日常のごはんは格別においしかった♪
さて、今度はどこで食べようか…。



■2009.9.21
 「家族で登山」の夢

保育園のお友達家族と、大人4人+子ども4人で
高尾山に登ってきました。
登ったと言っても、ケーブルカーで中腹まで上がり
平らな山道をぐるっと回った程度ですが…。

すでに当HPでも何度か書いているとおり、
彼女は高校・山岳部、大学・ワンゲルと
数々の山、壁、岩を登ってきた筋金入りの
クライマー
長男を妊娠したころから、かれこれ5年以上
早く登りたい!」との思いを募らせてきたのです。

そして、今回。
ようやく念願の家族登山が実現することとなりました。
が、案の定「想定外」の連続で…。



そもそも連休中日ということもあり、ケーブルカーを降りたら、
こんな状態↓



人、人、人…。せっかく都会の喧騒を離れようと
ここまで来たのに、渋谷のセンター街かよ!?(怒)

その上、ご飯を食べた広場には、
ご丁寧に100円で動く乗り物の
おもちゃまで!!
さらに災難は続き、親が目をはなした隙に
娘がベンチの上から真っ逆さま(痛)。
ガッ!!
おでこからすごい音を立てて落ちたので、
かなり焦りましたが、今のところ異常はないようです。



いかん…、こんなのを
登山だと思われてはいかん!
ってことでさっそく専門店に行き、子連れ登山用の
リュックとレインコートを買ってきたのでした。
果たして、本当の家族登山実現はいつになることやら。



■2009.9.11
 男の子の「ヒーローごっこ」とどう向き合うか

すでに何度か告白してるように、子鉄まっしぐらだった
わが子にも、ついに
特撮「ヒーロー」ブームが押し寄せた。

以来、24時間、寝ても覚めても彼の頭の中は
仮面ライダーとシンケンジャーとウルトラマンでいっぱい。
とにかく、所かまわずやたら「
変身」しまくる。
最近では、知人からもらった子ども向け雑誌に没頭し、
フツーの絵本を読む機会もめっきり減った。

初めのうちはほほえましかったが、
さすがに保育園でも
集団生活そっちのけ
ごっこ遊びにハマっているようで、少し心配になってきた。

当初、わが家ではまだ
機関車トーマス全盛だったこともあり、
特撮ものはほとんど見たことがなかった。
しかし、いつしかライダーの名前をたくさん覚え出し、
ついにはフィギュアにも手を出してしまった…。

さらに、今日の仮面ライダーは、かつてのライダーと異なり、
さまざまな
武器を持つ。銃器も珍しくはない
(昭和ライダー世代としては、その時点で
すでに
邪道と言いたくなってしまうのだが…)。
ストーリーも大人の鑑賞に堪えうるように
より
複雑化し、子どもが理解できる勧善懲悪ではない。
時には仲間同士が戦い合うこともあり、
必ずしもハッピーエンドではなかったりもする。

先日、銃を撃つマネをしているのを見て、
「バンバンするの、あんまり好きじゃないな…」
と、つい親としての本音を漏らしたところ、
悪い相手だったらいいんだよ!」と涙目で抗議された。
さすがにそこで「非暴力」の価値にまで
言及しようとは思わなかったが、果たして本当に
これでいいものかと考えてしまう。

考えてみれば特撮ものにかぎらず、子どもが目にする
テレビは、アンパンマンにしろプリキュアにしろ、
正義の主人公が悪に対して
腕力で打ち負かす
という構図である。決して「対話で解決」とはならない。
確かに、「悪いヤツでも
話せば分かる」的な話では
全然面白くないし、欲求不満になると思うのだが…。

俗悪なテレビや漫画が、子どもの健全な発達を阻害する
などという短絡的なPTA的発想に加担するつもりは
さらさらないし、軍事マニアやミリタリーオタクが
好戦的で戦争肯定論者かと言えば、それも違う。

自らの子ども時代を思い返しても、
しょせん一過性のものとは思いつつ、
どの辺で
平和教育(?)に移行すべきなのかと
ふと考えてしまう今日この頃。いらぬ心配かなぁ…。



■2009.9.5
 『パパルール』

日記「新米パパ〜」でも度々紹介してきた
ファザーリング・ジャパンの「公式テキスト」が出ました!
コンセプトは「現役パパによる、パパのための本」。
その名も『パパルール』。


▲安藤哲也・小崎恭弘
『パパルール〜あなたの家族を
101倍ハッピーにする本
(合同出版)

「ルール」と言っても、101の項目はすべて
父親が育児を楽しむためのヒント。例えば…

・母子手帳を読破する
・立会い出産で感動する
・うんちのついたおむつを替える
・子育て本を信用しない
・「
パパ、キライ!」に、めげない
・もので釣らない
・虫の居場所を知る
・親子のおしゃれを楽しむ
子どもとパパだけの時間を作る
・仕事のことを語る
・子どもに
立ちはだかる存在になる
・子どもの将来の夢を本気で応援する
・パパの価値観を貫く
・子どもに
家事を分担させる
・こぼした小便は自分でふく
・パパ友を作る
・「まかせて」といえる分野を作る
・パパも家族
写真に写る
・家族で食卓を囲む
・近所で
一個人に戻れる場所を作る
・子ども人脈を作る
・当然だけど、
選挙には行く
・職場で子育ての話をする
・ストレス解消法を3つ以上持つ
・2枚目の名刺を作る
・子どもと感動を共有する
過労死しない  …などなど。

すでに実践しているものもあれば、
これから気を付けなくちゃ!というものもあり。
数少ない
パパのための参考書です。



■2009.8.24
 帰省フラッシュ’09夏 〜ぼくの夏休み〜



▲新幹線「あさま」に乗り、斑尾高原で一泊。
 スリル満点のボブスレーに乗りました♪



▲実家の福島では流しそうめんに初挑戦!



▲釣堀では、斑尾で釣れなかった分、リベンジ!
 家族の中で、長男が最初にヒットしました。



▲夏と言えばこれ。噴出し型の花火に大興奮!



▲「あたしも撮って〜!」(児童公園で)




▲実家の掘りごたつに侵入した2人。何やらこそこそと謀議中?



■2009.8.14
 「こんなこいるかな」

アンパンマンに始まり、
機関車トーマス、しまじろう、ポニョ、
仮面ライダー、シンケンジャー…と
次々に興味の対象が移り行く長男だが、
幸いなことに
絵本は一貫して好き。
家にある絵本では飽き足らず、
保育園や近くの図書館からも時々
借りてきては読んでもらっている。

中でも教会にある絵本でお気に入りなのが、
かつてNHKおかあさんといっしょで人気だった
こんなこいるかな』シリーズ。
個性豊かなキャラクターが登場し
「いるいる、こんな子」と思わずうなずいてしまう
お話で、大人が読んでも面白い。
まだ文章が読めない長男だが、繰り返し
絵だけを見て楽しんでいる。

そこで、長男がわが家の4人を
『こんなこいるかな』のキャラに当てはめた。

まずは本人(長男)。
 自覚があるらしい(笑)。

次に妹(長女)。
 いつも被害を受けてるからなぁ…。

母(彼女)はというと…
 そんなこと、ない!!

そして最後に、父(僕)。
 なんか間違ってないか?? ↑との差は何?



■2009.8.8
 今年最初で最後?の海へ

 

▲今年初!念願の海水浴へ。
浜辺でお散歩中の亀≠ノ遭遇しました(驚)!



■2009.8.2
 兄妹物語

妹の誕生以来、散々「お兄ちゃん」と言われ続けながらも
まだまだ相手が
赤ちゃんだったせいもあり、
自覚があるのかないのか、本人もよくわからない
なんちゃって兄貴でしたが、このところ妹も成長し、
だいぶ意思疎通ができるようになったためか、
2人の関係にも微妙な変化が生まれてきたようです。

出かけていた兄が帰ってくると嬉しそうな妹、
妹が笑うと、面白がってさらに喜ばせようとする兄、
何でも兄の遊んでいるものを欲しがる妹、
友達のちょっかいから必死に守ろうとする兄、など…。


先日は、誤って妹とぶつかった大親友のH君にまで
謝って!」と詰め寄っていた。その男気?に感動。
これで妹が話せるようになったら
どんなやり取りが展開されるのか、今から楽しみです。




▲教会の帰りに市役所前の水場で。約1年ぶり♪



▲「ポニョ」のDVDで歌を聴く2人。まるで宗介とポニョ?



▲夜、気付いたらこうなってた(ヤラセじゃありません)。



■2009.7.26
 進化する子鉄

納涼祭りの合間には、ママ友からいただいた
無料券で、銀座松屋で開催中の「
鉄道模型ショウ2009
へGO! 実はこれ、毎年恒例の催しで今年が
第31回
不覚にも初めて知りました。



▲さすが土曜日とあって、場内は人、ひと、ヒト…
 
6日間で7万人の人手だそうです(汗)。

当然ですが、子ども以上に熱心な鉄道ファンの
お父さんからカップルまで、むしろ大人の来場者が
多かったような気もします。
マニアにはたまらんのでしょうね〜。
縦横無尽に電車が行き交う
全長40メートル
大ジオラマから、B4サイズの手ごろなミニレイアウトまで。
どれも細部までよく作り込まれていて、まさに
職人芸です。

中でも、大好きな絵本
『でんしゃでいこう でんしゃでかえろう』を立体化した
本物?そっくりのジオラマには父子で興奮!



▲絵本の世界をリアルに再現!トンネルも完璧!

帰りには結局、「一つだけ」を条件に西武バスを購入。
卒業≠ヌころか日々進化し続ける「子鉄」ですが、
果たして今後の行方は…!?

ちなみに最近、彼女が本屋で見つけた↓の本は、
「子鉄」持ちの親がとっても重宝する
電車を楽しむためのスポット案内です。
都内の方にはぜひおススメ!




▲ママ鉄同好会
・棚澤明子
『子鉄&ママ鉄の電車ウォッチングガイド』

(エイ出版社・2009/7)



■2009.7.25
 祭りだワッショイ♪

夏といえば、お祭り。
わが子の通う保育園でも毎年恒例の「
納涼祭り」が
ありました。園内外からたくさんの人が訪れる
一大イベントです。長男の時から数えて今年で4回目。
彼女は
副実行委員長として奮闘しました。

これに先立ち、長男のクラスでは「
夕涼み会」という
行事もありました。
いつもより遅いお迎えで、
一日みんなと園で過ごすというもの。
一緒に買い物をしてカレーを作って、
ハッピを着て、縁日ごっこをして…
そして、近くのお風呂屋さんにみんなで入る。
どれも
ドキドキワクワクの体験です。

すでに別の銭湯で「お風呂屋さん」を体験済みの
息子でしたが、この日以来ハマったようで、思い立つと
お風呂行きた〜い」と親を誘って時々行くように
なりました。家では絶対入りたがらないのに…(怒)!

来年からはいよいよ、お泊り行事も始まります。
親と離れて寝られるのか、今からちょっと心配な父。
でも、こういう一つ一つの経験を経て、自立した
オトナに成長していくんだな〜と思いました。

さて、納涼祭り当日は、ミニバザーで
念願の
ウルトラマン(新しいので名前が不明…)人形を
お買い得価格(←親は大助かり)でゲット!
友達に触発されて、いまだ見たこともないのに
「仮面ライダー○○」とか「○○レンジャー」とか、
やたら詳しい息子なのでした。
違いは理解できてないようですが…(笑)。



▲なぜか娘だけがカメラ目線



▲大好物のカキ氷をあ〜ん♪



■2009.7.23
 同じ時期に 同じ病院で

今月1日は、待ちに待った
長男の誕生日(4歳)。
おめでた〜い日のはずが、なんと前日から
妹がウィルス性の肺炎のため
入院という事態に。

急遽、実家からの応援を要請し、
5日間の入院生活と、その後4日間の自宅安静期間を
何とか乗り切ることができました。ただただ感謝!
共働きはこういう時、職場にも迷惑をかけることとなり
本当に困ります…。



▲お手伝いに来たおばあちゃんとシュウマイ作り

実は兄もまったく
同じ時期にまったく同じ病状で、
まったく
同じ病院に入院していたのです。
2回目ということもあり、ある程度安心は
していたのですが、やはりまだ1歳2ヶ月の娘にとっては
見知らぬ場所にいきなり連れて来られ、
見知らぬ人が入れかわり立ちかわりやって来て、
たまに
痛いことしていくという訳の分からない
不安な日々だったと想像します。

ともあれ、幸い短期間で済んだのでよかったのですが、
同室になった子の中には、一度退院したのに
再発してまた入院した子や、入院が長引き
別の病気を併発してしまった子などもいて、
見ていて切なくなりました。
みんな同じぐらいの歳で、やはり我が子同様、
親が帰ると
大号泣していました…(泣)。

一方、しばらくぶりに
一人っ子を満喫できた兄でしたが、
やはり夜は母と一緒に寝たいらしく、
不安定になることもしばしば。
いつも遊びの邪魔をされて助けを求めているものの、
いざいなくなると寂しいものです。
これからも兄妹仲良くしようね!

 

▲病室で。左手の点滴のあとが痛々しい… 


 

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