2009年1〜6月



■2009.5.24
 自己肯定感

「親は大切にしてくれる」は4カ国中最下位
この見出しにもドキッとした。

日本・米国・中国・韓国の4カ国のうち、
日本の子どもは「親を尊敬している」
「親は私を大切にしてくれる」
などの肯定率が最も低いことが
財団法人日本青少年研究所の調査で分かった。

「親はよく私を叱る」は、
66.5%、米36.3%、中33.5%、韓34.3%で、
日本の子どもはよく保護者から叱られている一方、
「親はよく私をほめたり励ましたりする」では、
57.8%、米82.9%、中73.4%、
韓74.7%で、4カ国中で最低となっている。

これと関連して「自分は
ダメな人間だと思う」と
回答した中学生の割合は、日56.0%、
米14.2%、中11.1%、韓41.7%で、
日本は
5割を超えている

また、「親はわたしのことによく干渉する」では、
63.6%、米59.0%、中34.3%、
韓68.9%となっており、日本の子どもは韓国に次いで、
保護者から干渉されている、と感じている。
しかし、ほかの項目をよく見ると、
「親は、私が何に関心を持っているかを知っている」
は日
58.2%、米79.7%、中70.1%、
韓59.4%となっているほか、「親は、私の学校での
生活を知っている」は日
53.7%、米69.5%、
中72.2%、韓57.5%で、干渉している割には
子どものことを理解していない。

「親を尊敬している」は日
64.1%
米89.8%、中97.0%、韓84.2%で日本が最も低く、
「親は私を大切にしてくれる」も日83.7%、
米92.4%、中95.5%、韓91.9%と
日本だけが
9割を下回っている

これらの結果から、子どもたちの意識と同時に、
日本の親たちの姿も浮かび上がってくる。
親子とはいえズレが生じるのは当然だし
むしろ健全だが、明らかに子どもの思いと
かけ離れていると言わざるを得ない。
半数以上の中学生が自分を「ダメ人間」だと
思っているというのは、謙遜の美徳だろうか。
それとも、教師を含めた大人社会による
抑圧の産物だろうか。



■2009.5.24
 そのてーどの認識かよ!?

若者向けフリーマガジン「R25」で
衝撃的な記事を読んだ。

「就活」ならぬ「
婚活」とゆー言葉が席巻するなか、
ついに政府が結婚の後押しまで始めたというのだ。

小渕優子・少子化対策担当相が発足させた
「ゼロから考える少子化対策プロジェクトチーム」。
その第1回会合の議題は、なんと
結婚したいと思っている人たちが
どうすればモテるか?
」だとか。
しかも出会いがないなら行政が政策として
出会いの場をつくるべきだとまで……。

内閣府が公表した「少子化社会白書」によると、
いまや日本は世界でもっとも少子高齢化が
進んでいる国で、今後50年で人口は
3割近くも減少し、
65歳以上の割合が40%を超すという。

同誌の記事はこう締めくくっている。

「だが『結婚しない=モテない』といわんばかりの
議論も失礼な話だし、そもそも結婚するしないは
個人の自由。むしろ
政府が考えるべきなのは、
家族をつくりたくなる国にすること
だと思うのだが…」

まったく同感である。若者がなぜ
結婚「しないか」「できないか」「したがらないか」、
なぜ子どもを多く「望まないのか」「望めないのか」…
そうした現状認識や危機感、行政としての
責任意識
がまるで欠如してるとしか思えない。

言い方は悪いが、しょせん世襲の「お嬢様」議員には
庶民の苦悩も「下々」の現状も、理解できないのだろうか。
マリー・アントワネットが言ったとされる
パンがなければお菓子を食べればいいじゃない」に
匹敵する、現実との乖離とトンチンカンぶり。
同じ子を持つ親として、そのギャップの大きさには
愕然とする。

何度でも言おう。少子化対策とは、
「児童手当」を増額したり、「給付金」をばらまいたり
しただけでは絶対に解決しない。
親世代が安心して働きながら育児にも専念できるような
就労支援」と「保育制度の拡充」に尽きる!



■2009.4.5
 「次世代型」パパは「草食系」?

当サイトでたびたび紹介してきた
NPO法人ファザーリング・ジャパン(安藤哲也代表理事)
が、株式会社ブライト・ウェイの運営する
子育て・育児支援ポータルサイト「こそだて」と共同で
企画したアンケート調査によると、現代の父親には
「かつてのモーレツ社員の姿」は見られず
父親像・家庭像が、時代と共に大きく変化し、
とりわけ昨年来の景気悪化が子育て世帯にも
さまざまな影響を与えていることが分かった。

結果の主なポイントは以下。

●仕事が終わったら
まっすぐ帰るお父さんが、約8割
●1年前より、帰りが早くなるか遅くなった人が約半数
●早く帰る理由の第1位は
 「
こどもや家族との時間を大切にするため」だが、
 全体の約半分は、景気の変化が原因によるもの
●お父さんは家族にとって
友達のような存在で、
 団欒のなかに居場所を求めている
●家族とのコミュニケーションには気を遣うが、
 
地域コミュニティとは距離
●平日の夫婦の会話時間は、1時間以上第1位だが、
 10分以下も1割弱

不景気の影響もあるとはいえ、「男子厨房に入らず」
「男は黙って背中で語る」などと言った亭主関白
まかり通っていた時代からすれば、
ずいぶん様変わりしたように思う。
ただ、「友達化」することで威厳を失った親が
子離れできないという新たな問題も看過できない。

他方、巷では20代〜30歳前後にかけて
草食系男子」が急増中だとか。
何でも、「競争が嫌いで協調性が高く、家庭的で
優しいが、恋愛に積極的でないタイプ」を指すのだそうだ。

草食系男子度チェックの項目には、
「飲み会で、1杯目からソフトドリンクを頼む」
「ヘアスタイルやスキンケアに気を遣っている」
「スイーツに目がない」のほかに、
「女性とお泊まり≠オても、何も起きない」
「エコ≠ノ興味がある」 なども並べられている。

自分自身、世代的にもかなり「草食系」に近いが、
それがあたかも時流に乗った生き方で、これまでの
「男性像」と異質なものとして、奇異の目で見られている
気がして、何だかとっても腑に落ちない。



■2009.4.2
 入園式翌日



無事、兄と同じ園に入ることができました。
また、共働きの日々が始まります。



■2009.3.26
 一時帰郷スナップ

締め切りに追われ、仕事三昧の夫に愛想をつかし
…もとい、年度末の「保育協力」で園を休むため
2泊3日で、
母1人子2人が帰省してきました。



▲やまびこ・つばさの連結部。何度見ても飽きません。




▲念願の東北本線と一緒にパチリ!



▲一日駅長、出発進行〜♪



▲おじいちゃん、おばあちゃんの家にも遊びに行ったよ!



■2009.2.23
 食べる娘

「お兄ちゃんの写真ばっかりで、
あたしのはどーしたのよー!」
という娘の
声なき声を受けて、近況をUP。

離乳食が始まって以来、なかなか
食が進まない娘のために、親はあれこれ試行錯誤。

おかゆより普通のご飯の方が食べるとか、
スプーンより箸の方が食いつきがいいとか、
手に持って食べるのが好きだから
自分で握れるやわらかい大根がいいとか…。
日々、
実験の連続です。

兄に似て?果物は全般的に好きのようですが、
時には口いっぱいにほおばってしまって…



ふんぎゃーー!!となってみたり、



自分で落とした机下のパンくずを
拾っておいしそうに食べてみたり…(汗)。
「主人の食卓から落ちる
パン屑はいただくのです」
(マタイ15:27)?

とにかく、4月からは無事、
兄と同じ保育園に
入園できることが決まり、目下
「食べる」練習を重ねる長女でした。



■2009.2.16
 ジョギングする3歳児

お出かけ先ではちょっと歩くと「
だっこ〜(泣)」のくせに、
遊びとなると、やたら走りたがる息子。
幼児はみんな好きなのかもしれませんが、
とにかく家の中でも、
ひたすら走る
鬼ごっこをするわけでも、何かルールがあるわけでもない。
とにかく走る。それだけで楽しいらしい…。

で、手狭なリビングルームでは飽き足らず、
エネルギーがあり余っているのか、
最近は
自主的に夜のジョギングを始めた!!
だいたい夕食後の5〜10分程度、
家の近所を父と2人でぐるっと
走る

ジョギングって、
高齢者の趣味程度(ゴメンナサイ…)
としてしか認識していなかっただけに、
本人がやりたい!と言い出したときには正直びっくり!
上下おそろいのウィンドブレーカーに身を包み、
夜の闇をさっそうと(?)走り抜ける親子…。
我ながら、かなり
アヤシイです。
なんせ子どもは3歳児。

まぁ、そのうち飽きるだろうと思いつつ…。
補導されない程度に、お付き合いさせていただきます。



▲「ヨ〜イ…」のポーズ。
 格好だけは本格的なジョギング仕様。



■2009.2.11
 絵本で料理



▲『パンやのろくちゃん』という絵本に登場した
 顔型太巻きに挑戦。なかなかの出来でご満悦♪



■2009.2.9
 「戦い」への目覚め



▲お正月に買ってもらった「福袋」の
 仮面ライダーフィギュアを手に…(Jちゃん撮影)。


これまで、朝晩の食事後に欠かさず見ていた
「アンパンマン」を最近見なくなった。
いよいよ
卒業か!…と成長を喜んだのも束の間、
だんだん「
かめんらいだー」「ごーおんじゃ」といった
単語を発するようになってきた。
うちでは見たことも聞いたこともないので、
明らかに
友だちの影響
さらには、何やら銃で撃つマネをしてみたり、
新聞を丸めて「戦いごっこ」に興じたり…。

ついに…、ついに足を踏み入れてしまったのか。
多くの男児が避けては通れない、
特撮ヒーローの道。

自分も好きな時期あったよなぁ…とは思いつつ、
やはり気になる
暴力的な遊び。

他方、
乗り物熱はまだ当分冷めそうにないので、
今後の展開が楽しみではある。




▲父はもっぱらやられ役…(泣)。




▲いっちょ前に「枕がほしい」という息子に選ばせて
 買った「ゴーオンジャー」枕。見るからに安眠できそうもない…。



■2009.2.3
 オニ退治



▲「三びきのオニ」がわが家に… 「泣く子はいねが〜」

息子は先週末からインフルエンザ
園を休んでいたのですが、ようやく
熱が下がり始めたので病院の許可をもらって登園。

実はその裏に、早く治してほしいという
親の切なる願い(エゴ?)が…。
そう、今日は待ちに待った
節分の日なのでした。

サンタお獅子と、これまで毎年泣かされてきた
2大ボスを何とか克服してきた息子が、
いよいよ最強の
ラスボスである
オニと、1年ぶりにご対面する日なのです。
果たして結果やいかに――!?

先生の話によると、なんと!驚くべきことに
オニに連れ去られようとするI先生を
必死で助けようと、先頭に立って豆を投げていたのだとか。
病み上がりとは思えない働きぶりに乾杯!

その後、咳が再発して昼寝もできず、
結局早退してしまったのですが、
お父さんオニの帰宅を待って、家でも豆まきができました。

「オニは〜外、福は〜内!」
早く元気になってね!



■2009.1.30
 現代 読み聞かせ事情



▲託児所ではありません…。マイホームです。

わが家のマイブームは、図書館で本を借りること。
毎晩2冊の絵本を読み聞かせているので、
新しい絵本を取り入れないと、すぐに
マンネリ化
してしまうのが悩みの種でした。
…かといって、買うと高い。
比較的安価な定期配本を申し込んではいるものの、
月に2冊程度。
古本屋は品揃えも少ないし、探すのが大変。

ということでハマったのが、子連れでの図書館通い
というわけです。何より、
タダですから…!
最近の図書館は、区内の図書館にある蔵書を
ネットで検索でき、予約も延長も可能。
お願いすれば近所の図書館で借りたり返したりできるという
何とも
便利なシステムへと進化しているのです。

親も一緒に絵本を探していると、
つい夢中になってしまいます。
とにかく子ども向けの本が
こんなにあったのかと思うほど、
その数は膨大。種類も昔に比べれば、
ずいぶん豊富になった気がします。


読み聞かせついでに
こんなページも見つけました↓
世界の読み聞かせ風景

絵本が万国共通なら、読み聞かせをする
親の思いも共通のものですよね。



■2009.1.29
 味噌汁大好き



▲離乳食を食べ始めた長女はお味噌汁が大好物♪
 口元におわんのあとが…



■2009.1.23
 どーなってるの!?

最近、むしょーに気になっていること。

それは、近所の
公園の汚さ
家から保育園まで行く途中にあり、
帰りは息子がしょっちゅう遊んでいる場所なのだが、
とにかく汚い。

原因は、集まる子どもたち&大人たちの
散らかすゴミ
近くの駄菓子屋で買ったお菓子の袋や
食べかす、割れた水風船、撃ちっぱなしのBB弾など、
捨てたい放題。小さな公園だから汚れも目立つ。
近所の民家も、はなはだ迷惑を被っているはず。

先日、ポイ捨てした小学生に
彼女がやんわりと注意したら、怪訝な顔をされたそうだ。
「さすがに注意されたら拾うかと思ったのに…」とびっくり。
そもそも
罪悪感を感じていないらしい。
まぁ、中高生も捨てるのを見ているから無理もない。

元来、細かいことをいちいちとがめる
ガンコ親父気質でもないが、むしょーに腹が立つ。
特に自分が子どもを持つ親の身になってから、
同じ立場にある
親のマナーの悪さ無頓着さには
非常に敏感になった。
なぜ誰も注意しないのか?
親はこの状況を知っているのか?
大人がちゃんと教えているのか?
学校の指導は? …などなど。

最近では下手に注意すると逆恨みされて
刺されたりしちゃうから、慎重になるのは
分からないでもないけど。
でも、最低限、町内会で話題にするとか、
学校や地域の協力を仰ぐとか、
親に注意を促すとか、
できることはたくさんあるはずだ。

まず第一に、
大人が捨てなければ子どもは捨てない
公園が常にきれいであれば、
あえてゴミを捨てようとは誰も思わない。

自分の家を汚すのは勝手だが、地域の公園は
せめて安心して子どもを遊ばせることのできる場であってほしい。



■2009.1.21
 珍問答シリーズ 再び

久々の「珍問答」シリーズ。

うどん屋での一幕。
母「うどんおいしいね」
息子「このうどん誰が作ったのかなー」
父「『かつぶしまん』かな?『釜揚げうどんちゃん』かな?」
 
*注=アンパンマンに登場するそばやうどんを作るキャラ。
息子「ちがうよ。
お店の人だよ」
父母(絶句)

祖母からもらった電車のカレンダーを見ながら…
祖母「これはどこを走ってる電車なの?」
息子「んーとね、
線路の上
一同(爆笑)
祖父「これは何ていう電車?」
息子「たかさきせん」
祖父「じゃあ、高崎線はどこに止まるの?」
息子「

…実話です。ネタじゃありません。


台所で母が夕食の支度をしていると…
息子「母たん、来て〜」
母「いま火を使ってるから、ちょっと待ってね〜」
息子「1回だけおいで!」
――しぶしぶ見にいく母。
息子「つばさとやまびこ、くっつくよ」
母「…ほんとだぁ」
息子「こげちゃうから、はい、
もう行って!
母「(呼んだのはだぁれ…!?)」

虫の苦手な母が野菜についた虫を見つけて…
母「○○(息子の名)〜!どうしよう。虫だよ」
息子「どれ?ほんとだ。
ティッシュでつかんで捨てな
母「…はい」
虫好きとは思えない冷静かつ的確なアドバイス…。




▲このくつろぎっぷり。わが家ではありません。
教会の親子室です…(汗)。



■2009.1.15
 もちつき ぺったん



今日は保育園のもちつき大会。
寒空の下、園児一同が見守る中、
先生、お父さん、お母さんの連係プレーで
おもちをついていきます。

つきたてのおもちはあったか〜くて、
やわらか〜くて
絶品!
子どもたちも吹きつける冷たい風に
時折震えながら、おいしそうにほおばってました。

そして、いよいよメインイベント。
笛と太鼓に合わせて
おししの登場。
1歳、2歳と泣かされてきたのですが…
果たして今年は?

前日から、「もう3歳だから泣かないよ!」と
根拠のない自信を見せていた息子。

頭を
カプッ!



…とやられても、平気でした。
強くなったのう、我が子よ。

これでようやく、サンタ、おししを攻略。
次なる相手は…節分の
オニだ(汗)。


  

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