生まれ
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教師の息子、牧師の甥、双子の弟、クリスチャンホームという希有な環境に生まれる。
出身地は、果物がおいしいほのぼのとした田舎町で、後々の人格形成にも何らかの影響を及ぼしたものと思われる。小さい頃から絵を書くのが好きな少年だった。 |
教育
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小学校の時に出会った担任の先生に絵をほめられ、本気でマンガ家になろうと決意。しかし中学に入ってから、丸刈り強制の校則などを通し教師や学校に失望したことで、「自分が教師になってやる」と意気込み、教育学部を目指す。
大学では小学校教員養成課程に所属。小・中学校での教育実習を通して、ますます教師への意欲をかき立てられる。 |
教会
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幼い頃から伯父の教会に通っていたが、大学入学と同時に日本キリスト教会浦和教会へ。95年のクリスマスに受洗。教会では、毎年クリスマスに青年会が劇などを披露。脚本や、テーマソングを作る役割を担う。
大学時代の聖書研究会は、様々な教派、国籍、出身のクリスチャンが集まっており、まさに「エキュメニカル」を体現したようなサークルで、非常に有意義だった。卒論では、「共生」をキーワードに、他宗教との対話の問題について書いた。 |
マスコミ
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かねてからの趣味が高じて、大学の学生寮時代は寮内の新聞を毎週発行。また、学内ケーブルテレビ局にも所属し、マスコミの分野にも興味をもつ。教職を目指す一方、就職活動も行い、テレビ局の制作会社に入社。
入社後は報道番組の編集を担当。その中で、事実(事象)と真実(本質)の違いについて深く考えさせられる。また、いかに分かりやすく伝えるかという技法は教師にも通ずるものがあり、非常に勉強になった。 |
小学校
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2年間の会社勤務の後、ついに念願の教職へ就く。私立の、しかもミッション系の学校という初めてづくしの中(自分は小中高大と公立・国立)、理想と現実のギャップを感じつつも、自分のやりたかったことをやり遂げるべくがむしゃらに突っ走る。5年後、長男誕生を機に2度目の転職。そして…。 |