2007年7〜12月



■2007.12.23
 今年も何とか終わりました
今年も幾多の波乱を乗り越え、
なんとか乗り切りました。「讃美の夕べ」。
短い期間で台詞を覚えてくれた役者のみなさま、
陰で支えてくれたスタッフのみなさま、
夜の練習・片付けにまで付き合ってくれた
若きダンサーのみなさま、本当にお疲れさまでした。
そしてわざわざ足を運んでくれたすべての
参加者のみなさまに感謝いたします。


青年会にも高齢化の波が押し寄せ、
特に日曜学校を掛け持ちしている先生方には
大きな負担となっており、そろそろ世代交代の
必要性を痛感しています。
教会も、年齢や性別でグループ分けをするのは
限界に来ているのかもしれません。

当日が日曜ということもあり、いつにもまして
過酷なスケジュールのクリスマスでしたが、
当事者側がしっかりクリスマスを「お祝い」する
余裕を持たなければ、と反省することしきり。
来年はいったいどうなるのでしょうか…!?



■2007.12.14
 「どげんかせんと?」

 
東国原知事が建設業者との懇談で
「徴兵制があってしかるべき。若者にはある時期、
規律を重んじる機関で教育することが重要だ」などと
発言し、後日「不適切だった」と陳謝したとか。

この手の発想、意外に多いんです。
特に教育界、キリスト教界でもよく耳にします。
いわく、「徴兵制がないのは日本ぐらい」
「道徳や倫理観などの欠損が生じ、
モラルハザードなどにつながっている」
「ニートや引きこもりになるぐらいなら、
自衛隊に入って鍛え直せ」などなど…。

某大臣の発言で突然大学のカリキュラムに導入された
「介護実習」や「ボランティア実習」なんかもそう。
実に短絡的、道具主義的ものの考え方。
モラルだの思いやりだのってのは、何かをすれば
身につくとゆーよーな単純なものですか?
倫理観が欠けてるのは、
むしろ大人社会じゃありませんか?
自衛隊なんか入ったら、むしろ逆効果だと思うのは
僕だけでしょうか…!?



■2007.12.5
 五輪霧中…



▲最近特に目立ってきた
 「招致」の旗

都は財政難だとあれだけ騒ぎながら、
それでもあえて五輪を東京でやる意味がどこにあるのか。

スポーツの祭典もいい。昭和ブームに乗っかって、
昔の東京オリンピックを懐かしむのもいい。
だが、現在の都政が招致に躍起なる背景に
さまざまな「力とカネ」を振りかざす「強者の論理」が
横たわっているように思えて、どうしても賛同できない。

最近では、商店街に赤い旗がズラリと並び
町内会を通して招致を応援しようという趣旨の署名までが
まわされてくる事態に…。ここまでくると、何だか
「大政翼賛」的なにおいがプンプンして、余計に拒否反応。

国境を越えたスポーツの楽しみ方、
もっと別の角度から考えてみたらどうだろうか!?



■2007.11.24
 青年部修養会



▲池永倫明先生のもと、
 ハイデルベルクを学ぶ
今年一大のビッグイベント(?)が終わりました。
…といってもかなり個人的に、なんですが。
私が属する教会の青年部修養会(年に1度、
東北・関東の教会から青年が集まって勉強や
交流をする会)。
今年はその準備委員会の長を務めたわけです。

最悪のタイミングで風邪を引いてしまい、
かなり聞き苦しい司会をしてしまいました。
おかげで、参加者の方々からのど飴やら薬やらを
たくさんいただきました。感謝!! (T_T)

ともあれ、頑張って準備しただけあって、
それなりに充実した会になりました。
去年から始めた託児制度も、子どもがいるだけで
若々しい雰囲気になってイイ!と好評でした。
息子もそれなりに楽しんだようです。
やっぱり、子どもは親だけでなく「社会」で
育てられるんだなぁ、と実感。

ベビーシッターをかって出てくださった
O野さん、T端さん、本当にありがとうございました。
来年以降も、子持ちの若者が気軽に参加できるような
会にしていければと思います!

さらに、Kくんの尽力でブログまで新設!↓
YOUTH@日本キリスト教会

今後の発展を期待しています。



■2007.11.16
 育児本に物申す
この手の本は、初めからあまり期待しないことに
しているのだが、絵がキレイなのでつい買ってしまった。
『忙しいパパのための子育てハッピーアドバイス』
(明橋大二著・1万年堂出版・933円)
これ、人気シリーズ『ハッピーアドバイス』の新刊。

感想をひと言。…「ぬるい」。
そもそも、父が働いてて母が専業主婦っていう前提で
書かれているので共働きにはあまりなじまない。
基本的に父の育児参加を奨励してはいるが、
あくまで母を気遣いながら、いかに頑張って育児を
「してもらうか」的な姿勢が根底にある。
だから、たとえ共働きじゃなくたって、あくまで育児は
2人でやるべきなんだって!(母子、父子家庭は例外)

唯一、親の体罰が、「間違っていたら叩いてもいい」
との認識を与えてしまうという項は、なるほどと納得。

あぁ〜、もっとこう、骨のある育児本(または雑誌)は
ないかなぁ…。



■2007.11.9
 三十路+1
おかげさまで、晴れて31になりました。
お祝いメールありがとうございました!!

…といっても、何が変わるワケでもなし。
もはや30も31もどうってことはありません。
特に何事もなく過ぎてゆく日々。ん〜。

学生時代、「20代ってあっという間だよ〜」と
言われたことを思い出します。
ふり返っちゃえば、何十代でもあっという間だとは
思うのですが、考えてみれば60を定年とすると
ちょうど今は折り返し地点。

今年は父の定年もあり、また少し生活スタイルが
変わっていくかもしれません。
30年後、自分はいったい何をしているでしょうか。



■2007.11.4
 距離感
いきなりですが、距離感って大事ですよね。

「親しき仲にも礼儀あり」の諺にあるように、
親しさと馴れ馴れしさ、信頼となれ合いとは別物です。
お互い自立した個として、いい意味での
距離感って必要だと思います。

最近では、他人との距離感をうまく計れないという
コミュニケーション能力の欠如も問題になっていますが、
特に親子間のカンケイは大きな問題だと思います。

一時期、「トモダチ親子」がもてはやされました。
比較的厳格な家に育った身としては憧れもありますが、
度を超した過保護な親の「勘違い」が気になります。
中でも、わが子を愛称で呼ぶ親…。
家庭内で「○○ちゃん」「○○くん」と呼ぶのは
百歩ゆずってアリとしても、他人に紹介する時や
人に話す時までというのは、いかがなものでしょうか。
「うちの○○ちゃんがね…」「○○くんったら…」など。

敬語の使い方にも通じることですが、身内の者は
低めて言うのが常識です。たとえば「父」とか「母」とか。
会社の場合でも、先方と話す時は社長でさえ
呼び捨てです。「わが社の○○は、ただいま
席を外しておりまして…」など。

呼び方だけにこだわるわけではありませんが、
その辺の「勘違い」が、子どもの呼び方に
象徴されているような気がしてなりません。
親子だからこそ、距離感を大事にしないと
将来の「親離れ」「子離れ」に
支障を来たすのではないでしょうか。

自称「親ばか」として、自戒の意味も込めつつ。



■2007.10.14
 リニューアル紙面

県庁所在地なのに、いまいちぱっとしなかった
あの浦和駅前にPARCOができて大騒ぎ!
さらに大宮には、新しく鉄道博物館がオープン!
…時代の移り変わりは激しくついていくのが精一杯。

しかし、この10月からもう一つ新しくなったものが!
そう、我がキリスト新聞です!
執筆陣が一新! 1面に色がついて、より見やすく!
さらに全国各教派・団体・機関紙の情報を網羅。
内容充実でよりグローバルに。

…と勢いだけはいいのですが、その分
現場は大変です。この質を維持せねば…!
というわけで、
購読ご希望の方は
今すぐ左の新ロゴをクリック!!

見本紙は無料。ご意見、ご要望、投書も
お待ちしています。ついでに11月末発売予定の
『2008年版キリスト教年鑑』では、
特集記事も書きました。
こちらも全国のキリスト教書店にて!!
以上、宣伝でした〜。m(_ _)m



■2007.10.11
 金八新シリーズ
  スタート!
金八先生の第8シリーズが始まりました!

教師になる前から、根っからの学園ドラマ好きで、
金八も第4以降はリアルタイムで欠かさず見てます。
実際の教育現場に携わった者としては、
「リアリティに欠ける」とか
「こんな先生(学校)あり得ない」とか
さまざまな異論があるのもよ〜く分かりますが、
そこはあくまで、「ドラマ」ですから…。
一つのエンターテイメントジャンルとして楽しむべき。

ちなみに過去のお気に入りは、健次郎の第5シリーズ。
誤って母を刺してしまった健次郎が、逃げ込んだ水門の
上から金八におぶられて降りてくるシーンは、
何度見ても号泣モノです。風間君の演技は、
金八に出た数々のジャニーズの中でダントツ1位!

あと、直や成迫、ハセケン、信太にミキ、ミッチーなど
キャラが立っていた第6シリーズも好きです♪

今シリーズも第1回から波乱含みで、
今日の「教育改革」の歪みをチクリと突いてくれました。
さらに、公立校の抱える様々な矛盾や実態について
深く突っ込んで取り上げてほしいと思います。
心のノートとか日の丸・君が代とか教科書検定とか…。
…無理か。

ちなみに幸作の通うS大教育学部は、
かつて僕の学んだところ。…ってことは後輩?
何ゼミかがすごく気になる…。



■2007.10.5
 「体育会」の悪しき
  伝統を絶て!
時津風部屋での「暴力」なんて、氷山の一角に過ぎないでしょう。
かつて現役の教員時代、こんな一文を書いたことがあります。

「根性論のまかり通るいわゆる『体育会』が嫌いだった。
時間を拘束される部活も好きではなかった。
野球部内での暴力、試合後の猛特訓による死者。
悲しいニュースが後を絶たない。
誰もが生き生きと力を発揮できる、
健全なスポーツマン精神が浸透することを
願うばかりである。もちろん、勝つ喜びや負ける悔しさを
味わうには努力が欠かせない。しかしそれは、
無意味な苦痛や忍耐ではなく、たゆまぬ自分自身への挑戦である」
(「6ATIMES」No.17より)

それほど運動神経のよくない僕にとって、
半強制的に参加させられた田舎の「スポーツ少年団」
によるソフトボールの練習は、
苦痛以外の何ものでもありませんでした。
そういう原体験もあり、運動のできる・できない、
外遊びの好き・嫌い、活発か・おとなしいかによる
「大人(世間)の評価」にはかなり懐疑的です。

永井洋一著の
『少年スポーツダメな指導者バカな親』(合同出版)という
ショッキングなタイトルの本があります。
特に、部活に夢中になる子を持つ親にはオススメです。

みんなでスポーツを「楽しめる」ような家庭にしたいものです!



■2007.9.19
 古くて新しい手塚漫画
このほど、7、8月と立て続けに発行された
『手塚治虫「戦争漫画」傑作選』、および同『2』(祥伝社)を
買って読破しました。

同書は、手塚治虫が生涯に遺した計15万ページに及ぶ
作品群から、「戦争」をテーマにした傑作を選んで
再編集したもの。似た作りとしては、ドラえもんの
テーマ別作品集(仮称)があり、決して斬新な企画では
ありませんが、こうして改めて通読してみると、
そこに徹底して貫かれている「手塚哲学」を
読み取ることができます。

手塚作品を全て読んでいるわけではないので、
「こんなものも描いてたんだ」という新たな発見もあり、
「あれも入れてほしかった」という「3」への期待もあり、
興味深く読みました。
ベトナム戦争下で描かれた作品には、
特にメッセージ性の強いものが多く含まれており、
それらは今日にも通ずる警鐘として、色褪せることなく
氏の思いを発信し続けているように思えてなりません。

私にはただひとつ、これだけは断じて
殺されても翻せない主義がある。
それは戦争はごめんだ、ということだ。
(『手塚治虫エッセイ集』より)

漫画は苦手だという方にも是非おススメします!



■2007.9.8
 公正・中立?
「不偏・不党」「公正・中立」。報道機関でよく耳にする言葉だ。

しかし、現場で働きながらつくづく思うのは、
まったく価値観を反映させない報道などあり得ない
ということ。まず、そのニュースを記事にすると
選んだ時点で、すでにその媒体の報道姿勢や
方針が問われてくる。

「教会で政治的発言をすべきではない」との主張も
この延長上にある。どっからが政治「的」で、
どこまでが信仰「的」な範疇なのか、
そんな基準はどこにもない。まして聖書にも…。

もちろんバランス感覚って大事。
白黒はっきり付けられない複雑な問題もある。
でも、自分の立場をはっきりせずに
かやの外から「両論併記」で責任逃れすることが
果たして「公正」と言えるのか。

その意味で、毎日新聞のキャッチフレーズ
「主張を押し付ける新聞はもういらない」にも
なんだか違和感を感じる。押し付けないまでも
「主張」のない新聞なんて、もはや新聞ではない。

某週刊誌に佐高信が次のように書いていた。
「政党や組織から離れることが『正しさ』や『清さ』の
証明と思っている人がいるが、私はそれには賛成
できない。背負うべき荷物を外して旅に出かける
ような気がするからである」。



■2007.9.2
 通夜
2日の通夜にはお手伝いに行ってきました。
総勢800名ほどの参列者。
講堂に響く賛美歌が胸にしみました。
うちの親と同い年だったことに後で気付きました。

卒業生もたくさん来てくれました。懐かしい面々。
もっと別の形で再会したいものです。
それにしても、大きくなったI君、M君(2人)の姿を
見れたのは良かった(一瞬ですが…)。
身長もどんどんぬかされていくなぁ…
(スイスのT君に聞いたら、もう同じ身長だった)。
今度会うときはゆっくり話そうね!



■2007.8.30
 訃報
前校長のM先生(59歳)が、胃癌のため、
8月30日(木)20時02分逝去いたしました。
先生の魂が、主の憐れみによって、
御許で安らかに憩われますことを、心よりお祈り申し上げます。

●通 夜 9月2日(日) 16時半(15時15分受付開始)
●告別式 9月3日(月) 12時(10時45分受付開始)

●学校葬  9月15日(土) 14時半
 *場所はいずれも小学校講堂


昨年のI先生に続き、またも現職の先生が
亡くなるという事態になってしまいました。
残されたご遺族、学校の先生方、そして子どもたちの上に
神様の御励ましと御導きがありますように。

学校HPで見たお写真に驚いた記憶がありますが、
あまりに早すぎる死に何と言ったらいいのか…。
結婚式でご本を頂いたのが、つい昨日のように
思い出されます。



■2007.8.24
 「メディアミックス」を考える
まぁ、今に始まったことじゃないですが、
どうなんすかねぇ、「実写化」「アニメ化」ってのは…。

マンガ愛好家としては、何かってーとすぐ
アニメや映画になっちゃうのもどうかという気がして、
しかも、作品によってその満足度に差があるので複雑。
特に最近、我々団塊Jr.世代を狙った
80〜90年代ものがブームになっているようで、
黄金期のジャンプ作品が次々といろんなところで
「復活」「リメイク」されているのも、ちょっと複雑。


漫画原作の「映画・ドラマ」のメディアミックス化が
活発となったのは1995年以降だそうで、
今日ではほとんどの作品が導入しており、
2ジャンル程度のメディアミックスでは関心を引くことが
難しくなってきているため、手間やコスト負担が増し、
メディアミックス自体の費用対効果にも疑問を持つ
企業が出てきている、とか。

差し当たり、気になっているのは、現在制作中の
「20世紀少年」と「魁!!男塾」の実写映画。
ま、後者は期待できそうにないけど…。



■2007.8.19
 「戦争展」無事終わりました

8月18〜19日の「平和のための北区戦争展」、無事終わりました。

今回初の試みとして、子ども向けコーナーを
提案したのですが、実行委員長Kさんのご協力もあり、
ステキなじゅうたんをゲット! イメージ通りのブースが
でき上がりました! Mさんはじめ、本をご提供くださった
皆さま、本当にありがとうございました。

『ちいちゃんのかげおくり』から『まちんと』まで、
あらためていろんな名作にふれるとともに、
最近では現代風の平和学習用教材も
いろいろ作られていることに感心しました。


中でも、Kさんが持参してくれた
『いわたくんちのおばあちゃん』 作・天野夏美作/
絵・はまのゆ(主婦の友社、2006.8)などは、
とってもさわやかでかつ大事なメッセージを
きちんと伝えている作品だと思いました。
学ぶべき点がたくさんあります。

今回は初めてということもあり、たくさんの課題も
残りましたが、ぜひ来年以降も恒例の企画に
したいともくろんでいます!

結局こういう企画に、内輪のおじいちゃん、
おばあちゃんばっかり集まっても、未来を変える力にはならない!
若い世代がちゃんと継承していかないと!とつくづく思わされました。



■2007.8.11
 じゃんじゃんじゃがいも♪
僕のバイブル的存在「はだしのゲン」。
我がクラスの学級文庫でも、
絶大な人気を誇っていました。不朽の名作です。

その初のドラマ化作品が放映されました。
我が家でも2夜連続で鑑賞。まだ見ていないという方は、
以下見終わってから読んでくださいネ。

率直に言うと、やはり「漫画には勝てない」の一言。
これまで実写映画も3作、アニメは2作作られていますが、
やっぱり総合的には漫画原作が一番です。

さすがに前編は泣いてしまいましたが、
後編、「ゲン」の醍醐味である戦後の
被爆者が体験するすさまじい生活は、やはり
2時間弱の、しかも規制の多いテレビではとても
表現し切れていませんでした。何よりきれい過ぎる!

でも、これまで原作を読んでいない人が
読むきっかけになるといいなと思います。
「パッチギ2」チャンス役の今井君は、本作でもGood!!

やっぱり僕は、「火垂るの墓」より、
断然「はだしのゲン」です。まだの方は是非!!



■2007.8.9
 今年もやります「戦争展」
毎年恒例になっている、地元北区の
「平和のための戦争展」。

今年も「VOICE」(被爆体験を語り継ぎ…の会)として
参加します。
毎年、展示物が変わりばえがしないとか、
年寄りが多いとかでなかなか人手が集まらないのですが、
今回は、託児用のオープンスペースを確保し、
若い親や子ども向けに「平和」のメッセージを
アピールできるような趣向を凝らしています。
もちろん、小中学生の夏休みの自由研究にも最適!!
「平和」を考える絵本や漫画なども用意しています。

詳細は、以下の通り。ぜひ、お誘い合わせの上、
ご来場ください!!

 
日時:8月18日(土)・19日(日)10:00〜19:00
 場所:王子駅北口「北とぴあ」地下展示ホール
 パネルによる展示のほか、戦争体験者の証言、
   朗読、アニメ映画「マヤの一生」の上映もあります。
 入場無料!!
 



■2007.8.6
 選択は正しかった?
選挙が終わりました。

終わってからでなんですが、こんな面白い
サイトを見つけました。
毎日新聞のHPにある
毎日ボートマッチ えらぼーと」というサイトで、
アンケートに答えると自分の考えと一番マッチした
候補者を選んでくれるという、何とも便利な
優れものです。

…といっても、これを基準に投票した人は
いないとは思いますが、政策的に自分の考えは
どの政党に近いのかを判断する上で、
少しは役に立つのでは?

やっぱり選挙は、政策で選びたいですからね。

さて、あなたの結果は?
 



■2007.7.26
 投票日が楽しみ♪

選挙です。

自慢じゃありませんが、成人して以来、
一度も欠かしたことはありません。
単に、投票に行くのが好きとの説もありますが、
ともあれ直接政治にものが言える
数少ないチャンスです。逃す手はない!

友人・知人に聞いてみると、投票の仕方も
人それぞれの「ポリシー」があって
面白いものですね。

個人的には、選挙前にいくらきれいごとを言っても、
ちゃんと「憲法」を守って、「平和」のために
尽力してくれる人、「強者」に厳しく「弱者」に優しい
政党をしっかり見極めて選びたいと思います。

さて、結果やいかに!?
 



■2007.7.20
 ロゴ募集中!
聞くところによると、前勤務校が今年で60周年だとか。

その記念にロゴを作るということで、
小学校では現在そのデザイン案を募集中です。
夏休みの宿題として、子どもたちも先生方も一緒に
それぞれ案を考えるとのこと。

この企画、参加資格は「
これまで何らかの形で
小学校に関わりを持ったことがあること
」。
…ということで、一応資格のある僕も、
何か考えてみよっかなぁ〜…と思案中です。
卒業生も考えてみない? っても、他に宿題がたんまり
あって、それどころじゃないよね?
では、保護者の皆々様も…。

テーマは「いこう あるこう てをとりあって」。
子どものしめ切りは9月7日(金)、
大人は9月30日(日)までだそうです
(→くわしくは小学校のHPを参照)。
 



■2007.7.19
 夕凪の街 桜の国

家族には大変申し訳ないのですが…
「夕凪の街 桜の国」を試写会で観てきました。

原作の漫画は、発売後すぐに入手し読みました。
「戦争」を題材にしたこれまでの漫画とは
また一風変わった視点とタッチが魅力的で
けっこうお気に入りだったのですが、
実写映画化された作品もとてもいい出来でした。

被爆2世、3世に焦点を当て、世代を超えた
苦しみを現代風に淡々と描いた原作の魅力が
忠実に再現されています。キャスティングも見事。
舞台挨拶で(僕と同い年で)学生役を演じた
伊崎君が、「まだまだイケる!」と豪語していたのが
笑えました。昔っから変わんないもんなぁ…。

この夏休み、おススメ映画の一本です。 → れびゅう
 



■2007.7.7
 「しょうがない」と信仰の間
久間「しょうがない」発言でひとこと。

長崎には、「原爆によって私たちの先祖が犠牲になり
他の日本人が犠牲にならずに戦争を終えることが
できたのならばよかたい、さもないと報われん」
との考え方があると聞きました。 そして、
その背景にはキリスト教信仰の「厚さ」があるとも…。

私自身は長崎県民でも被爆者でもありませんが、
一人の日本人キリスト者として、 人間の愚行や
歴史的な過ちを「しょうがない」とか「結果的によかった」
と曲解しようとする 多くの擬似キリスト教信仰には
強い違和感を感じます。

最終的に「赦し」や「罪」、「摂理」「導き」の問題に
帰着するのは確かですが、それを「報われない」とか
「受け入れる」 といった、しごく感情論的な概念で
片付けるのはどうでしょうか。

久間さんの発言とその根底にある認識は、
立場や選挙前という時節柄を問わず、
明らかに誤りとしか思えませんが、いかがでしょうか?

  

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