2008年1〜6月



■2008.6.28
 珍問答U 〜息子語録〜

先の珍問答に続く第2弾。
ずいぶんしゃべるようになったので、
他にも紹介しきれないほどあるのですが…。

――車のおもちゃで遊びながら。
息子「なんで赤信号で止まってんの?って言って」
「なんで赤信号で止まってんの?」
息子
赤だから
(…理由になってない!)

――クレヨンで、まだ○(マル)しか書けない息子。
息子「これなーんでしょ?」
「たまご」
息子「ブー! 大きいたまごでしたー」
たまごじゃん!

――食卓でお茶をこぼした息子。
息子「もっと飲みたかったのにね〜」
「ね〜」
息子「もう、これでふいちゃえ!」
 (やおら自分の服でふき始める息子…)
「誰のマネ?」
息子
先生
(…だよね。先生だって大変なんだよ)

――風呂上り、なかなか服を着たがらない息子に。
「カラスにおちんちん食べられたらどうすんの?」
息子
新しいおちんちんちょうだいって母たんに言う」
(アンパンマンか!)

――トウモロコシを独り占めしたがる息子。
「母たんのは?」
息子「ないよ」
「どうして? 皮をむいてゆでて切ったのだあれ?」
息子「母たん。でも、
お腹痛いいたいになっちゃうでしょ?」
「これは?」
息子「父たんの」
(喜んでいいのやら、悲しんでいいのやら…)

こんなひとり言も言えるようになりました(笑)。

「当駅は一部を除きまして終日禁煙となっております。
 皆様のご協力をお願い致します」
「まもなく3番線に電車が参ります。
 あなたいしか(「危ないですから」と言えない)、
 黄色い線までお下がりください」
「次は王子、王子。塾と家庭教師のいいとこ取り、
 先生が自由に選べる東京個別指導学院入口、
 終点でございます」


▲Rくん家からもらったおもちゃ箱に入って…!?



■2008.6.18
 育休総括「ボクのパパ論」(4)
 余暇が新しいモノを生む


総括の最後は、「なぜ休むのか」。

2005年度の
男性育休取得率は、なんと0.5%
なぜ先進国の日本で、未だにかくも低いのか。
育休を取得しなかった国家公務員の男性に
その理由を聞いたところ、
他人の迷惑になる」が52・6%で最多。
収入が減る」(47%)、
代替要員がいない」(17・5%)などが続いた
(人事院調査08年2月)。

確かに小学校の教員時代はクラス担任だったこともあり、
休めば必ず誰かが代理で入らざるを得ないため、
病欠でさえ気後れしてしまい、
育休など夢のまた夢であった。

今回、育休を取れたのも
ある程度融通の利く職種だったこと、
かつて社長自身が育休を取った「実績」があったこと
など、多くの
恵まれた要因があったからである。

「育休は権利だ」と主張するのも大事かもしれないが、
必ずしもそれだけが正しいとは言いにくいのが現状。
むしろ単純に、
休ませた方が企業のためになる
そういう発想の方が大事のような気がする。
「上司より先には帰れないから」などという理由で、
仕事もないのにただ漫然と残業するより、
社全体が残業ゼロを目指して仕事の能率化を図り、
退社後はプライベートを十分楽しむように奨励した方が
残業代も減り(サービス残業は論外!)、
結果的に利潤も上がると思うのだが…。

スクール(school=学校)の語源が、「暇」を意味する
ギリシャ語「スコレー」だというのはよく知られた話。
最近読んだ『文章の書き方』(岩波新書)にも、
感覚を磨くためには、まず「ゆとり」が第一とあった。
余暇こそが、新しい発想と創造力の源泉である。
そして、人の親として一回り大きく成長できた者は、
社会人としても一回り大きな適応力と責任感を
習得できるはずだ。

政府の目標は、2014年度までに
男性の育休取得率を10%に引き上げることだという。
その実現のためには、社会全体が本腰を入れて
真剣に対策を考える必要があるだろう。(おわり)




■2008.6.14
 3人寄れば…


Yちゃん、Hくん姉弟が遊びに来ました。
家では1人で遊ぶことの多い息子。

この日ばかりは、
最年長のYちゃんを筆頭に
3人で何やら
大はしゃぎ

その間、大人は優雅におしゃべりを
楽しみました。
以前は、誰かが見ていないと
心配だったのに…。
確実に成長している証拠です。

兄弟っていいなぁ…と、
改めて実感しました。
早く妹とたくさん遊べるようになりたいね!


▲おやつのゼリーもみんなでペロリ!



▲「絵本いっしょに読もう〜」



■2008.6.13
 ツッコミどころ満載の珍問答


ますます口が達者になってきた息子。
保育園で日々新しい言葉を覚え、やたらと使いたがる
お年頃です。そこで、これまでの珍問答傑作集。

息子「これなーんでしょ?(○○を持ちながら)
    
××って言って
「××」
息子「ブー! ○○でしたー」
(いや、「××って言って」って言ったじゃん!)

息子「どっちに入ってるか?」(両手をグーにして)
「こっち」(右手を指す)
息子「(左手を広げて)ブー!
    こっちでしたー(右手を開ける)」
(!!? 
ルールが分かりません…

「(りきんでる息子を見て)何してんの?」
息子「ウンチしてんの」
「トイレでする?」
息子「んーん。
3歳になってから
(…な、なぜ?)

「(息子の体のかさぶたを見て)これどーしたの?」
息子
カニに刺されたの」
「カニ? どこにいたの?」
息子
テレビの裏
(爆!…いないし、第一カニは刺せない)

ってな感じで、挙げ出せばキリがありません。
オモシロくてもすぐ忘れてしまうので、
必ずメモるようにしています。続編もお楽しみに…。


▲水遊び後、ハトを追いかけて遊ぶの図。ぽっぽ〜。



■2008.6.12
 敬愛する ばいきんまん様

朝夕の食後に30分だけテレビを見るのが
日課になってしまった息子。
最近はもっぱら
アンパンマンがブーム!

録画した2話分を、最低でも3回(=3日)は
くり返して見るので、次第にキャラクターの名前や
設定なども
親子共々詳しくなってきた。

ストーリーは単純だし、過激なシーンもないし、
意外にイイ話もあるし、健全でいーや〜♪
などと安心しきっていたのも束の間。
近頃、「
はっひふっへほ〜」を連発するようになってきた。
何しろ、敵役の
ばいきんまんが大好き!
(ばいきんまんが主人公の絵本まで買っちゃった…)

それだけならまだしも、
待て待て〜!」「これでもくらえ!
○○だよーだ!」「バカにしたな!」
なんてことすんだ!」…などと連呼する息子。
お願いだから、外では言わないでね(汗)。

まぁ、保育園にも通ってるし
いずれいろんな言葉を覚えてくるもんだとは思いつつ、
「ヒーローへの憧れ」をちょっと期待していただけに、
複雑な心境の父母。

でも、別れ際の「
ばいばいき〜ん」は大人にも
まぁまぁ好評なので許すとしよう。…あまいかなぁ?


▲公園で焼き鳥をほおばる「自称」ばいきんまん。



■2008.6.11
 育休総括「ボクのパパ論」(3)
 オトコを見る目


「父親を楽しもう!」と提唱するパパたちの
NPOファザーリング・ジャパンで代表理事を務める
安藤哲也さんが、面白いことを書いていた。

テーマは「子育てするオトコの見分け方」。例えば、
「まずは彼を育てたお父さんの、
父親OSを見よ
「デート中、街ゆく
ファミリーを見る彼の目線に注意せよ」
旅行中の振る舞いに気をつけよ
(旅館で『歯磨きどこ?』とか訊かないか)」 など。

なるほど!といちいち納得。
安藤さんいわく、「女性誌の結婚特集に『男の子育て』が
必要十分条件になりそう」だとか。
「結婚で重視することは?」という女性への質問に、
多かった答えの1位が「
家事への協力」、
2位が「
仕事への理解」だったという統計もある。
こうした要望に応えられない、または応えたくない男性が、
結婚生活に魅力を見出せないのが晩婚化の遠因では?
と指摘する声もある。

結婚する・しないは個人の選択であり、まして
それを許さない経済状況、社会状況があることは
十分にただしていく必要がある。
同時に、今どき
料理ぐらいできなくては、恋愛すら
できない
ということを世の男性は肝に銘じるべきである。

そして、女性にはそれをしっかり見ぬく目を持ってほしい。
「付き合うまでは優しかったのに」
「結婚してから態度が豹変した」
「こんな人だとは思わなかった」…
そういう悲痛な女性の嘆きを聞くにつけ、
事前にそれを見ぬくすべはなかったのか
悔やまれてならない。

お互いの結婚観、家庭観などは、最低限、
付き合う中で確かめ合っておくべきことではないか。
表面を取り繕うヤサシイ男はいくらでもいる。
恋愛中ならなおのこと、必要以上に尽くそうとする。
口では「協力するよ」ぐらい言えるかもしれない。
しかし、いざ結婚してから、子どもが生まれてからでは
遅いのだ。

のらりくらりと言い訳をして、家のことに
協力しようとしない男性の態度を容認すれば、
そのままつけ上がるのは目に見えている。
女性が自分や子どもを守ろうとするなら、
男性よりも
「賢く」なるしかない

失敗しない「オトコの見分け方」として(反省もふまえ)
冒頭の例に付け加えるならば、
「『男たる者』とか『女のくせに』とか言わないか」
「『俺と○○とどっちが大事なんだ!』と言わないか」
「ディズニー・ランドでの待ち時間が2人でもつか」
「対等にケンカ(暴力は厳禁!)できるか」
「親に反論できているか(マザコンじゃないか)」
「同性の友達が多いか」
「異性の友達もいるか」 …あたりだろうか。

未婚女性の健闘を祈る。(つづく)



■2008.6.7
 路面電車の日

今日は、「
路面電車の日」。
以前ポスターを見て
気にはなっていたのですが、
すっかり忘れてました。

…で、たまたま「都電に乗りたい」という
息子を連れて早朝の荒川遊園地へ。
すると何やらバッグとカメラを背負った
集団がちらほら。

そうか!と、やっと気付いた次第。
もしや、
計画的
それとも、何か
引き寄せられるものがあった?

ひとしきり遊園地で遊んだ後、
せっかくなので混雑も承知で
荒川車庫前へ。
模型はもちろん、Tシャツから
焼きそば(?)に至るまで
ここぞとばかりに路面電車グッズが並び、
息子は興奮…!
なぜか「鬼太郎」の映画公開とのコラボで
妖怪コーナーとかもあったが、
それはしっかり無視!

特別限定の車庫内見学では、
愛しのパンタグラフを操作することもでき
大満足。
そして、息子の将来を見る思いで、
駆けつけた鉄ちゃん軍団に視線を注ぐ父。
ホントに卒業するのかなぁ…。


▲「車庫前」はこの人出。



▲普段入れない車庫内も見学しました。



▲昔の都電と記念撮影♪



■2008.6.6
 育休総括「ボクのパパ論」(2)
 まずは価値観の変革を


少子化対策や「子育て支援」のために
若い世代の労働条件(長時間労働・不安定雇用)の
改善が不可欠であることはこれまでにも度々触れてきた。

そこで、それらの環境整備を「ハード面」とするなら
もう一方の「
ソフト面」(ソフト麺ではない…)
についての意見。

小中学校の家庭科では、衣食住にわたり
実にさまざまなことを習う。
1989年の学習指導要領改訂で、高校家庭科も
男女共に学ぶ必修教科として位置づけられ、
1994年には全面実施に至った。
にもかかわらず、卒業後、いざ家庭に入ってみると…。

このギャップには何があるのか。
昨年9月、内閣府主催のシンポジウムで講演した
ワーク/ライフ・コンサルタントの
パク・ジョアン・スックチャさんによれば、
出生率が先進国で一番高いアメリカは、
制度が手薄でも、会社が家族にやさしく、
父母も子どもたちと過ごす時間を増やすことに一生懸命。
「このような
社会と個人の価値観、姿勢
子どもを生みたい、育てたいと思わせる環境になっている

と指摘し、「海外では、夫婦で生んだ子どもを
母親一人で育てるなんて最初から思っていない
父親、母親、子ども、そして社会にとっても、
誰にとってもよくないから」ときっぱり。

仕事一辺倒の父に育てられた多くの男性にとって、
育児に参加する父親のロールモデルは存在しない。
他に父親像、家庭像と触れる機会がなければ、
「父親が家事をしないのは当たり前」となって当然である。

逆もまた然り。同様の家庭で育った女性が、
「家事はわたしがやるもの。夫にはさせられない」
と思い込むことは想像に難くない。

現状では、残念ながら家庭以外の場で、
家族とは?育児とは?といった根本理念について
習う機会はほとんどない。

親の姿を見て倣う以外には、自ら培った知識、経験、
出会った友人などから学ぶしかない。
果たして、それでいいのだろうか。

加えて言えば、今日の教育システムでは、
多くの人々が男女の違い、社会と個人、
権利と義務、恋愛観、結婚観、職業観、
ひいては人生観などについて、
あまり考える機会がないまま大人になってしまって
いるのではないだろうか。

一つの答えが出ないまでも、
実際に家庭をもち、子どもを育てる状況になる以前に、
最低限考えておかなければならないことだと思う。

子育てや夫婦の関係についての講演会などで
「もう少し早く聞いておけばよかった」という反応を
多く耳にする。これらの感想が
「聞きたくても聞けなかった」「聞く場所がなかった」
「教えてくれる人がいなかった」という切実なSOSに
聞こえるのは、気のせいばかりではないだろう。

こういう話になると、すぐ「倫理・道徳」でモラル教育を
などという論議が持ち出されるが、それは本意ではない。

具体的にどんな可能性があるのか、
ここで提案することはできないが、
父親に「家事に少しでも協力を」と呼びかける前に、
夫婦または夫婦になろうとしている男女が、
結婚して家庭をつくること
父として、母として、一社会人として生きること
について、深め合う場が求められているように思う。
(つづく)



■2008.6.5
 飲む・寝る・出す

生後早一カ月を迎える長女。
彼女の全生活は目下、
飲む・寝る・出す
この3語に尽きます。

時と場合によっては、
飲みながら寝る
あるいは、
飲みながら出す!
(これって意外に大人には難しい芸当だと思う…)
なんて幸せで優雅な(?)日々なんでしょう。

母乳をしこたま飲むため、ひと月で体重が
1キロアップ! 
毎日50グラム以上増量している。
結果、ご覧のとおり、ぷくぷくと着実に
ふくよかさ
増しています。まぁ、健康な証拠ですね。

目は開けたり閉じたりするものの、
まだそれといった反応をするわけでもなく、
泣けば「おっぱい」か「だっこ」の二者択一。
まだまだ女の子かどうかも判別しがたい容姿。
「かわいいね〜」とかほめられても、正直
よく分からず、リアクションに困ります…。

彼女は「かわいいからずっとこのままでいてほしい!」
とか言ってますが、個人的には
早く大きくなってほしい!」と内心願うばかり。
だって、たとえ口ごたえしたり悪態ついたりしたって、
今の長男のようにちゃんと反応してお話した方が、
断然かわいい!と思えませんか?

やはりこれは、父性・母性の違いでしょうか。
ともあれ、知らず知らずのうちに
少しずつ「人間」に成長しつつある娘にエールを…。

「おっきくな〜れ、おっきくな〜れ!」





■2008.6.4
 育休総括「ボクのパパ論」(1)
 なぜ家事を「分担」するのか

そもそも、なぜ家事を「分担」するのか。
すべきなのか、しなくてもいいのか。

この問いこそ、「男女共同参画」や「家庭」を語る上で
もっと掘り下げられるべきテーマではないかと思う。
「仕事は男性、家事は女性」という主張を、
単に家父長制のもとでの世代的なものの考え方
としてとらえ、それに対するアンチテーゼとしてのみ
「分担」を考えるのでは不十分ではないか。

問いの答えはいくつか考えられる。

まずは、
分担しないと生活がまわらないから
これは一理ある。特に共働きの場合、実際問題として
2人で担わなければ、食事はもちろん最低限の
生活ができない。女性の帰りが遅ければ、
男性が何もせずに生きていくのは
物理的に不可能である。
だから、その時々でできる方がやる。
わが家はこのパターンに近い。

では、どちらか一方のみが働いている場合、
分担をする必要はないのか。
確かに、時間的には余裕があるので、
仮に片方が一切家事をやらなかったとしても
生活できないということはない。
しかし、「家にいる者は家事をすべて担うのが当然」
なのだろうか。もしそうだとすれば、
「仕事で疲れているんだから、家でぐらい休ませろ」
という一方的な論理を受け入れるしかない。
社会参加がままならず、一日中家にこもって
子どもと向き合っている方が「疲れていない」から
家事をしろというのか。
理由は後述するが、個人的には
たとえ相手が専業主婦(主夫)であろうと、
相応に分担すべき
だと考える。

もう一つ考えられるのは、
男女には得意・不得意があるから
そもそも調理や裁縫、掃除、洗濯は女性が得意、
日用大工や力仕事は男性が得意だから、
そのように分担すればいいという考え。
確かに、センスの違いや体格などの
性差があることは事実。
しかし、それは一般的傾向にしか過ぎず、
カップルによっては当てはまらない場合もある。
よく言われるように、一流の料理人には
むしろ男性の方が多い。
さらに言えば、「不得意だからやらない」では
いつまでたっても克服はできない。
子どもの好き嫌いと同じレベルだ。

では、なぜ「分担」するのか。
大きな理由の一つは、やはり
2人でやった方が楽しいからだ。
もちろん、家事は楽しいことばかりではない。
毎日くり返される単純作業は、決して喜びだけで
こなせるようなあまいものではない(経験者談)。
しかし、だからこそその
負担は半分に減らし、
さらに上達する
喜びは(共有して)倍加したらどうだろうか。
むしろ、
2人の共通の趣味ぐらいに考えた方が楽かもしれない。
そのうち、お互いに切磋琢磨しながら
「この味付けはどうだ」とか「あそこの○○が安かった」とか、
共通の話題も生まれてくるはずだ。
育児を含め、家事の苦労と喜び、それを通した親自身の成長を
女性だけに独占させてはもったいない!

そしてもう一つ加えるならば、
家族の一員である以上、その
生活を維持していくための
協力義務
がある。それは子どもにも言えること。

よく、家事を手伝わせてお小遣いをあげるという親の話を
耳にするが、これほど家事労働の価値・位置づけを
おとしめる行為はないと個人的には考える。

家事は、たとえ身内からでも報酬や代償を得て
行うような賃労働ではない。
「してあげる・してもらう」という関係とは縁遠い、
家族同士が
いたわり合い、協力し合う中で行われる
極めてボランタリーな「奉仕」であるはずだ。 (つづく)



お風呂上がりのひとコマ。「お薬ぬってあげようね〜♪」



■2008.5.31
 子どもをもって変わったこと

某日刊紙によるお父さんの座談会企画に
お招きをいただき、2人の先輩パパと2時間余
子育てについて意見交流する機会に恵まれました。
実にタイムリー!

お1人は、子どもが生まれてから保育士を目指して
勉強し直し、実際に保育園で働いているという
Mさん。

そしてもう1人は、NPO法人
ファザーリング・ジャパン
スタッフであり、あの「パパ‘S絵本プロジェクト」にも加わり
各地で絵本や歌によるお話し会を展開する「音楽家」の
Nさん。

詳細は記事になってからのお楽しみということで、
ここではその座談会で話したテーマの一つ
子どもをもって変わったことについて。

変わったといえば、わが家の場合
彼女の方がかなり変わりました。
「接し方が分からない」というほど子ども嫌いだったのが、
今では長男と同じクラスの子たちにもメロメロ…。
人は変われば変わるもんです。

そして僕の場合は――。
・まったく知らない車・鉄道の世界に
関心が広がった
・マタニティマーク(↓写真)が目に入るようになった。
・駅や道路のバリアフリーがいかに大事かが分かった。
・食品の安全性(原材料など)に対する
関心が高まった
・「保護者」の気持ちが少し分かるようになった(笑)。
・親と同じ
苦労と喜びを味わえるようになった。
・同時に、そうした望みが叶えられない苦しみや、
 そのような機会を(事件・事故・戦争などで)奪われた
 親の悲しみに少し
寄り添えるようになった。

これらの変化は目には見えませんが、
その後の人生を左右させるような大きな変化であることは
確かです。まさに、子育ての原点は、
こうした
親としての成長にこそあると再確認できた
座談会でした。





■2008.5.30
 ベビーベッド

数あるマタニティグッズ、ベビーグッズの中にも、
使いそうで実はほとんど使わないものや、
わずかの期間しか使わない(むしろ後で置き場に困る)ので
レンタルで済ませるべきもの、
1ついいのを買っておけば後々使い回せるものなど、
いろいろあります。

2人目も1人目と同じでいーやと思いつつ、
実は迷っていたのがこれ。ベビーベッド。
何を隠そう、1人目は
座布団のみで乗り切りました…。

で、兄貴が攻撃を加えたりするようなら
防御策(柵?)のためにも必要かなと思っていたのですが、
そんな気配もなく、「やっぱり座布団でいーじゃん」と
思いかけていたところに、友人宅からお下がりの申し出。

結局、ご厚意に甘えていただいてしまったのですが、
思ったより使い勝手がよく、
たいへん重宝しています。
なんせ兄は動き回りたい盛り。
部屋でも駆け回ったり、ボールを投げたりと
激しい運動が多いので、やはりベッドの方が
床よりも
格段に安全。親としても安心できます。
意外に大きいので、しばらくは使えそう。

やはり持つべきはママ友・パパ友。
ありがとうございました!


▲下のスペースには、タオルや紙オムツなどが収納可。



■2008.5.29
 育休総括「ボクのパパ論」 序

あっという間の育児休暇も明日で終わり。
来週からはいよいよ職場に復帰して、
また仕事と家事・育児を両立させる生活が始まる。
そこで、1カ月の「
サバティカル」を総括するべく
報告レポートを数回にわたって掲載したい。
題して「
ボクのパパ論」。

巷にあふれる育児雑誌には、
「満点パパ」の条件や「父親力とは?」などの
見出しが目立つ。
しかし、どれもママ(主に専業主婦)からの視点や
「お受験」志向のビジネスマン向けが中心で、
骨のある「パパ論」はあまりお見受けしない。

周囲ではいまだに「家事や育児は女性がやるもの」
「男の育休なんて論外」という声も耳にする。
しかし今、社会や学校などあらゆる場面において
パパの活躍が求められている。そして、
ちゃんと子育てしたい!と思っているパパはたくさんいる。

都内の夫婦(4504世帯)への調査によると、
家事・育児の分担について
夫の7割が「もっとやりたい」、
妻の8割が「夫にもっとやってほしい」と答えた。
しかし、午後8時までに帰宅する夫は3割未満。
都は「ワークライフバランスの改善が必要だ」としている
(朝日新聞5/13付)。

そもそも、今なぜパパなのか。
親になるとはどういうことか、つきつめれば、
夫婦とは?家事とは?といった観点も
不可欠のはずだが…。(つづく)



■2008.5.28
 望み通りのお産

どんなお産がしたいですか?

1人目を妊娠した時に通った病院で、
産前指導の一環としてこんなアンケートがあった。
「立会いの有無」や「不安なこと」「入退院時の希望」など、
項目は多岐にわたり、しかも夫婦がそれぞれ
書き込むような書式になっていて感心した。
2人で記入しながら、お互いの考え・方針を話し合い、
確認し合うというのがねらいだったようだ。

両親が望むお産。今まで考えたこともなかった視点
だったので、新鮮な驚きがあった。

結局、予想外の入院や仕事などもあり
出産・育児についてあまり勉強せずに
長男誕生の日を迎えてしまった。

食物アレルギーや「食の安全」に関心を持ち、
「母乳育児」について勉強するようになったのは、
それからしばらく経ってからのこと。
その成果もあり、1人目は2歳半まで
母乳を飲み続けることができた。

母乳育児を成功させるために
、WHOとUNICEFが
全世界の産院に呼びかけた「10か条」がある。
――――――――――――――――――――――
1.母乳育児推進の方針を文書にして、
 全ての関係職員がいつでも確認できるようにしましょう。
2.この方針を実施するうえで必要な知識と技術を
 全ての関係職員に指導しましょう。
3.全ての妊婦さんに母乳で育てる利点と
 その方法を教えましょう。
4.お母さんを助けて、分娩後30分以内に
 赤ちゃんに母乳をあげられるようにしましょう。
5.母乳の飲ませ方をお母さんに実地に指導しましょう。
 また、もし赤ちゃんをお母さんから離して収容しなければ
 ならない場合にも、お母さんに母乳の分泌維持の方法を
 教えましょう。
6.医学的に必要で無いかぎり、新生児には母乳以外の
 栄養や水分を与えないように
しましょう。
7.お母さんと赤ちゃんが一緒にいられるように、終日、
 母子同室を実施しましょう。
8.赤ちゃんが欲しがるときは、いつでもお母さんが
 母乳を飲ませてあげられるようにしましょう。
9.母乳で育てている赤ちゃんにゴムの乳首や
 おしゃぶりを与えないように
しましょう。

10.母乳で育てるお母さんのための支援グループ作りを
 助け、お母さんが退院する時にそれらのグループを
 紹介しましょう。
――――――――――――――――――――――

日本では、母乳育児を推進する「日本母乳の会」が
この「10か条」を遵守していると認めた施設を
赤ちゃんにやさしい病院」として認定している。

2人目の出産にあたり、通院する病院を考えた。
当初は認定された都内の病院に…という希望だったが、
あまりに遠いので断念。
話し合った結果、比較的「10か条」に近い実践をしている
御茶ノ水の病院に決めた。
幸い、僕の職場から近かったのでお見舞いも楽チン♪
ただ、妊婦検診のために利用した地下鉄が
ちょうどラッシュの時間帯で、何度か辛い思いをしたとか。
やっぱり、近くに希望する産院があることが大事。

1人目が帝王切開だったので、2人目も…と
予想はしていたが、
母乳のみで育てたいという
強い希望に、たくさんの助産師さんが援助・対応
してくださり、「
泣けばおっぱい」「飲みたいだけおっぱい
が実現できた。

彼女は手術室で元気な産声を聞き、
「育児や仕事で、1人目の時ほど気にかけて
あげられなかったのに、がんばって育っててくれたんだ」
と感動したそうだ。

希望に叶うお産。
新しい門出を納得のいく形で迎えることが、
家族にとって大きな意味を持つということを
改めて考えさせられた。



▲お祝いにもらったミッフィーのぬいぐるみと。
 …負けてます。



■2008.5.27
 従姉妹をよろしく!

今日は兄一家が表敬訪問(?)に来てくれました。
しばらく見ないうちに姪の2人もかなり大きくなってて
ビックリ!(*o*) しかも、長女のMちゃんが
なんだか
奥ゆかしくなってて2度ビックリ!!

だって、つい3年前は
こんなん↓だったんですから(笑)。



初めて来た家で
傍若無人っぷりを発揮した後、
大泣きして爆睡するの図…。
奥が生後1カ月の息子。圧倒されて泣けなかった。

それにしても、仕草や言葉づかいが
やっぱり
女の子だなぁ…と感心。
うちはまだまだ男女が判別できるまでに
至っていないので、今後の成長が怖いような、
楽しみなような…。

息子は残念ながら保育園に登園中で会えず。
今度はいっしょに遊ぼうね!
…でも、ある意味いっしょじゃなくてよかったかも。
おそらく、おもちゃに触られるだけで吠えちゃうので(汗)。


遠路はるばる(
渋滞で3時間)ありがとうございました!


▲うちの子と合わせて美人3姉妹!?



▲「赤ちゃん、ちっちゃいねぇ〜」



■2008.5.26
 何がホントの「子育て支援」か(2)

育児中の父親が肩身の狭い思いをしている。
(わが家は幸い例外的)

職場では子どもの発熱・通院で欠勤・早退が増え、
「迷惑がかかる」という理由で育休も取りにくく、
妻には帰宅が遅いと言われ、
地域では「ママ友」の輪にも入り切れず……。

子育ての世界で、
男性はマイノリティだ。
男性保育士がまだまだ少ないのも、
男性用トイレにオムツ替えシートがないのも、
それを暗に裏付けている。
ちゃんと子育てしたい!と思っている父親や、
家庭第一が理想だとする父親はたくさんいるはずなのに。

少子化問題に詳しい富士通総研の渥美由喜さんによれば、
「男が育児しようとすると、地域に居場所がなく
子どもと過ごすのに困ることが多い。
自治体などが定年後男性の居場所作りを進めているが、
男性の育児を推進するには、同様に現役世代の居場所や
ネットワーク作りが必要
」だという(毎日新聞5/24付)。

折も折、町村信孝官房長官は25日、
東大で行った講演で少子化問題について言及し、
「早く良い相手を見つけ
結婚して、次世代を作る。
これは
皆さんの義務だ」と豪語した。

様々な理由から「結婚したくてもできない」
「子どもを育てたくても叶わない」
そんな人たちが多く存在すること、
さらにそうした状態を助長・放置してきた
政治の責任を、彼はいったいどう考えているのだろうか。
よもや男性として自らがどのように家事・育児を担い、
地域の子育てをサポートしていくかなど、
考えたこともないだろう。

未来を担う子どもたちを、
国・地域・家庭が育んでいくために
何を「支援」すべきか。
まずはそこから考える必要がある。



■2008.5.25
 運動神経

最近うすうす気付いてはいたのですが、
うちの子…

運動神経イイかも。

3/29の「サッカーボール購入」でも書いた通り、
球技が苦手な父に似ず、ボール遊びが
大好きな息子。

この日は保育園帰りに公園へ寄ったら、
今までは寄りつかなかった
ジャングルジムへ
まっしぐら。
階段じゃないし、危ないかなぁ〜と見守る
父の心配をよそに、ひょいひょいと登っていき
難なくてっぺんまで!

…い、いつの間にそんなことが!!?

先日もかなり高いすべり台に一人で
登ってはしゃいでいたのに驚いたばかり
でしたが、そのチャレンジ精神は
わが子ながら
アッパレです!

やはり、クライミングの力は
母親ゆずりか?


▲「よっ!」



▲「はっ!」



■2008.5.24
 「鉄」とパンタグラフと息子

巷では鉄道マニア全般を「鉄(テツ)」、
なかでも女性を「
鉄子」、子どもを「子鉄」と呼ぶらしい。
他にもジャンルごとに「乗り鉄」、「撮り鉄」、「録り鉄」
などの呼称もある。

そんな「鉄」まっしぐらの子どもを持つ家庭向けに、
『子どもがよろこぶのりものいっぱい!おでかけガイド』
と題する大変ありがた〜い本を見つけたので、即ゲット。


さっそく父子で、土曜日のお出かけエリアを相談し
「地下鉄博物館」に行くことにした。
葛西駅前に位置し、多少時間はかかるが、
地下鉄で行けば1回の乗り換えでたどり着ける。
しかも、ここはかつて教員時代に引率で来たことがある所。

その時の印象がまぁまぁだったので、
悪くないかなぁと思い来てみたものの…
やはり実物の車両(日本初の地下鉄など)には
目もくれず、一番お気に入りだったのがコレ↓
パンタグラフ

好きなんです。なぜか…。
鉄道博物館にあったのと同じで、ボタンを押すと
折りたたまれたパンタグラフが伸びるという展示物。
駅でも、写真でも、絵本でも、パンタグラフを見つけては
指差して喜ぶほどのマニアっぷり。
しまいには、
オムツ替えの時まで、お尻を拭くために
持ち上げられた自分の両足を見て「パンタグラフ〜♪」…

ちなみに彼のように車両分類、編成、車歴、装置、内装
などを研究対象とする「鉄」を
「車両鉄」というそうです。



▲パンタグラフ(閉)。ボタンを押すと…



▲パンタグラフ(開)



■2008.5.23
 何がホントの「子育て支援」か

毎日新聞のくらし面で4月から7回にわたり連載された
「未来育て――第1部 男と少子化」は、
父親の置かれている現状と「子育て支援」の課題を
多方面から検証し、浮き彫りにした興味深い記事だった。

そこで紹介されていたデータの一部を紹介すると…

――――――――――――――――――
■国の男女共同参画会議「少子化と男女共同参画に関する専門調査会」の06年報告書によると、午後7時の在宅比率が高い地域の方が合計特殊出生率(女性が一生に産む子どもの数に相当)が高い傾向にある。東京は最低の54・9%で、同出生率も1・02で全国最低。

■20〜30代の既婚女性対象の明治安田生活福祉研究所の「結婚・出産に関する調査」によると、夫の帰宅が午後10時以降の世帯で、帰宅が遅い理由のトップは「仕事量」であることが分かった。9割以上の妻が理由に挙げ、さらに帰宅が10時を過ぎる夫の3人に1人は家事分担がゼロだった。

■厚生労働省の「21世紀成年者縦断調査」(02年からの追跡調査)によると、
非正規雇用の男性の結婚割合は正規雇用の男性に比べ、半分程度にとどまっている。男性は所得額が高いほど結婚割合も高く、妻が正規で働いている場合、06年までに37・3%の夫婦に子どもが生まれたが、妻が非正規の場合19・3%にとどまった。

■内閣府の専門家会議の意識調査(06年)で、既婚男性の生活優先希望で「仕事」と答えたのは約2%。トップは「仕事・家事(育児)・プライベートを両立」で、約32%を占めた。一方、
実態は5割以上が「仕事優先」と答え、両立できている人は1割にも満たない。6歳未満の子どもがいる世帯の夫が家事、育児にかける時間は、1日平均で1時間程度。他先進国の半分か3分の1以下で、非常に短い。
――――――――――――――――――

子育て期の30代男性の不安定雇用や長時間労働が、
晩婚化と少子化を促進し、仕事と家庭の両立を妨げる
大きな要因となっていることは明らかだ。

児童手当、扶養手当も大事だが、
本当の「子育て支援」は、若者の労働条件の改善であり、
若い世代の「結婚観」「職業観」「人生観」に対する
啓蒙をも含めた「生き方支援」であると言えるのでは
ないだろうか。



■2008.5.22
 抱っこ3連発!

赤ちゃんが抱っこされてるのを見て、「
ボクも抱っこして〜」なら分かるが、
うちの兄の場合、ご覧のように「
抱っこさせて〜」がメインである。
保育園でのごっこ遊びの成果か、面倒見がいいのはありがたいのだが、
いかんせん
危なっかしい…。もちろん、1人では抱っこさせられない。

しかも、なぜかその姿を
写真に撮ってほしい!とねだるのには、
こちらも「??」 大きくなった妹に兄の献身ぶりを自慢するという魂胆か…、
はたまた…?
なぞの行動がますます増えてきた兄である。
  



■2008.5.21
 2枚の家族写真



「母たん、お帰り〜」と、久々に家族そろって記念撮影!
でも…、肝心の娘が見えません(汗)。

この写真を見た母(撮影者)からのメール。
「お揃いの写真を見ると、余裕のある家族に見えますよ。
私たちが、双子の○○たちの生まれた折、
家族で撮ったのは全員疲れ果てているように見え
(実際疲れていたのでしょう)
『一家心中する前みたいだねー』と言われたものです」。

そ、そんなことがあったんですか!?

探してみました。問題の写真はコレです(たぶん)…。



確かに、母の顔色の悪さといい、髪の乱れっぷりといい、
服装、背景、構図、明るさなど…。いろんな要素が
あいまって
、夜逃げ前の一家みたい(笑)。
ちなみに母に抱っこされてるのが僕です。

そりゃ、疲れますよね。1人増えただけで大騒ぎなのに、
2人ですから。それも同時に!!
しかも2つ上の兄付き!
よくぞ育ててくれましたm(_ _)m そこで一句。

子をもって 初めて分かる 親心 (松ちゃん)



■2008.5.20
 退院その後――兄の憂鬱

さて、一難去ってまた一難。
父子2人の生活からようやく解放され、
家族4人での新生活がスタートしたわけですが、
予想通りこれはこれで
いろいろと大変です。

退院したとは言えまだまだ要安静の彼女に代わり、
相変わらず食事をはじめ、息子の送迎、家事全般は
育休中の僕が担当。さらに娘の沐浴も加わりました。

そして、なにより心配していたのは、
兄の反応
「下の子へのジェラシーから攻撃を加える」
「夜泣きする」「お漏らしする」「歩けなくなる」など、
上の子の赤ちゃん返りについて散々脅されていたので
うちはどうかな〜と、おっかなびっくりでした。

そんな心配をよそに、息子は病院での初対面から
好感触!
退院後も、「
抱っこしたい〜」とせがんでみたり、
おっぱい飲みたいんだって」「喜んでるよ〜」などと
逐一報告してみたり、とにかく面倒を見たがります。

な〜んだ、全然OKじゃん。…と安心したのも束の間、
急に便の頻度が多くなったり、ワケの分からないことで
突然怒り出したり、風呂上りに居間でウ●チしてみたりと、
今まででは
考えられないような変化が現れてきました。

小さいながら、敏感に何かを感じ取っているんだなぁ
と不憫に思える時も…。
しかし、ここでひるんではいけないと、
電車や果物などのアイテムを駆使して
押したり引いたりの試行錯誤。
困った時は、最終兵器の「アンパンマン」!

みんなで力合わせて乗り切るぞー!!


▲危害を加えたりはしない。あくまで紳士な兄。



▲並べてみると、こんな感じ…



■2008.5.19
 出生届に3時間…

あれよあれよという間に、貴重な育休もあと残りわずか。
このままではマズい…!
とりあえず、やるべきことをリストアップした上で、
文字通り1日1日を大切に過ごしています。

そんなある日、娘の出生届を提出するため彼女と
役所へ出向いた時のこと。

出生届に限らず、役所の書類というのはどうも
時代錯誤も甚だしいものが多く(元号とか)、
毎回書くのを躊躇してしまいます。

今回は
嫡出子」(正統な生まれの子)か「非嫡出子
(そうでない子)
かを記入する欄に、チェックしないで
受理してほしい、と要望したら、なんと待ち時間を含め
3時間もかかってしまいました(汗)。
生後10日の娘も同伴だったため、3人ともぐったり。

結局「チェックしないで受理することは現行法上できない。
こちらで判断してチェックする(職権記載)しかない」
との返事だったので、念のため東京法務局に
照会してもらう手続きをとってきました。
不受理の場合、不服申し立てをして
裁判に持ち込む道もあるそうですが
さすがにそこまではやる気になれません。

幸い、住民票については別途
相談に応じるという答えをいただきました。

意識を変えるって大変なこと。
でも、
地味〜な抵抗って必要だと思いませんか?
少しでもそういう声が増えれば、と期待します。

あぁ、これで貴重な休日がまた1日…。



■2008.5.18
 期間限定!「シングルファザー」日記(5)

おかげさまで、17日に無事退院しました。
入院期間中は、「シングルファザー」へのご声援、
ありがとうございましたm(_ _)m

何とかこの間、食事、洗濯、園の送迎、お風呂、
就寝まで、頑張ってやり遂げました!
先にも書きましたが、全生活を通して子どもと顔を
つき合わせることの難しさを実感した10日間。
いくら愛情があるとはいえ、やはり2人きりでは
煮詰まってしまい、限界があります。
叱ってもフォローしてくれる人がいない。
子どもの小さな成長や珍事件を共有できる人がいない。
想像以上にキツかったです。正直…。
複数で育てることの意義を身にしみて感じました。

そこで、最終回の主張。
父母子家庭への支援策の充実、さらに、
家事「労働」の再評価を強く訴えたいと思います。

知り合いのシングルマザーは、子連れを理由に
ことごとく仕事の面接で落とされていました。
時間も休暇も融通が利かない労働者は、
企業にとっては不必要なのです。

さらに、2006年版OECD対日経済審査報告書は、
「日本では無職のひとり親よりも
就労中のひとり親における貧困率のほうが高い」と指摘。
多くのシングルマザーが、いわゆるワーキングプアの
状態に置かれているのが実態だそうです。

知り合いの専業主婦は、
「文句があるなら、俺より稼げるようになってから言え」
という夫の脅しを前に、なす術もなくひたすら忍耐し、
家事・育児を1人でこなしているといいます。

離婚を奨励するつもりは毛頭ありませんが、
何らかの事情で孤立させられてしまった親と
その子どもたちを、優しく支えてあげられる社会が
実現できればいいな、と心から思います。

そして、大好きな家族へ。
貴重な体験をありがとう!


▲「おばあちゃんが助っ人に来たよ!」



▲退院前日の夕食。



■2008.5.16
 期間限定!「シングルファザー」日記(4)

昨日は年1回の親子遠足で、都立光が丘公園へ。
昨年に引き続き2度目となりますが、何しろ今回は
準備から後片付けまで
すべて1人

前日からいろいろ気になって寝付けないまま
5時に起床。ある程度考えていたとおりの
お弁当を作り、水筒にお茶を入れ、朝食も準備。
園からのお手紙を見ながら持ち物をチェック。
あやうく着替えと紙パンツを忘れるところでした…。

寒い日が続きましたが幸い天気に恵まれ、
公園も多くの保育園、小学校が入り乱れる人出。
初め人の多さに圧倒され出遅れた息子も、
中盤からは仲良しのHちゃん、Yちゃんと
水たまり
棒を投げ入れ大はしゃぎ。
普段見れない
ミミズや小さい青虫にも興味津々で、
怖がりながらじーっと観察してました。
どうやら、電車や車だけではないようでひと安心。
でも、母は青虫が大キライ! 持ち帰らないでね…。

帰宅して休むまもなく病院へ。
この間、病院に行けなかった息子が
久々に母と再会。
一緒に赤ちゃんを見に来てくれたJちゃん、
Yちゃんとも会い、Hさんからのお土産までもらい

ボルテージUP!

その後、夜遅くまでハイテンションの息子に、
疲労困憊の父はさすがに
キレ気味でした…(反省)。


▲今日の作品「おにぎり彩弁当」



▲こ〜んな大きいバスに乗ったよ♪



▲ちっちゃい虫見〜つけたっ!



■2008.5.15
 「5%」の父

 話し相手は母が73%、父は5%――。家庭内のコミュニケーションの現状について、民間団体が小中学生を対象に調査した結果、一番よく話す相手では母親が父親を大きく上回り、「お母さん」の存在感の大きさが改めて示された。
 調査は洋上での体験活動などを通じた青少年育成を目指す財団法人「ブルーシー・アンド・グリーンランド財団」(B&G財団)が3月下旬、5泊6日の「体験クルーズ」に参加した全国の小学4年生から中学3年生を対象に行い、481人が回答した。(時事通信)

――――――――――――――――――――――――

「学校での出来事などを家族に話す」のは全体の80%、
なかでも「悩み事を相談する」のは61%にとどまり、
「褒められる」のは母親からが49%、父親は
17%
「しかられる」のも母親が59%、父親は
24%

まぁ、ある程度予想どおりというか、当然の結果というか。
「役割分担」と言ってしまえばそれまでですが、
でも、やっぱり寂しくないですか? この現状。
「仕事で平日は家にいない」
「子どもの起きてる時間には帰れない」
確かにそうかもしれません。
でも、それで父の
「家庭不在」を正当化してませんか?
「責任転嫁」の言い訳にしてませんか?
それでもできること、ありませんか?

自分自身に問う意味でも、しっかりこの結果を
受け止めたいと思います。
いずれ、娘から煙たがられるかもしれない一親父として。


▲お風呂に入ってさっぱり!



▲お見舞いついでに病院で身体検査。
ちなみに体重は妹の約4倍。大きくなりました(泣)。



■2008.5.14
 期間限定!「シングルファザー」日記(3)

タイトルのとおり、わが家は約一週間の
「期間限定」ですが、この間、
父子家庭、母子家庭の厳しさを
身をもって痛感しています。
たった一週間で!?と怒られそうですが…。

何しろ、
やることが今までの2倍!!
実際にはかなり分担していたので、家事自体
苦痛ではないのですが、とにかくすべて1人でこなす
というのは予想以上に大変です。
お迎えから帰って遊ばせている間に夕食を準備し、
食べさせ、なだめすかしてお風呂に入れ、
洗濯を回しながら後片付けをし、
絵本を読んで寝かしつけ、そのまま就寝。
その合い間に園からの手紙に目を通し、
明日の用意をし…。
時間的にもそうですが、精神的にも焦りが生じ
知らず知らずのうちに「早く」とか「ダメ」とか、
小言が多くなっている自分に気付く。
やっぱり、
2人いるって大事です。

先日は、夕食を前に息子がひと言。
「これ、朝の残り?」
グサッ(T_T)ノ 手抜きがばればれ…。
奮起して昨日はがんばりました。
その成果がこの一枚↓
でも、そういう時に限って、食べるのはパンばかり…。
父の苦難は続く…。

がんばれ!シングル!


▲ある日の夕食。口に入れすぎ…。



■2008.5.12
 期間限定!「シングルファザー」日記(2)

山岳部仕込みの強靭なパワーと持ち前の体力で(?)、
帝王切開後も
目覚ましい回復を見せる彼女。あっぱれ!
早ければ今週土曜にも退院できる予定。

一方、なりたてホヤホヤの兄。
初日こそぐずったものの、2日目以降は半ば
あきらめもあり、応援に駆けつけた祖母に気も紛れ、
今のところスムーズに日常をこなしています。

それてもやはり時々思い出すらしく、
「母たんは病院?」「
もうすぐ帰るって言ってたよ
ここは母たんのイス(だから座んないで)!」
などなど、母が聞けば号泣モンの名言を連発。
祖母が帰ると聞いた時も、「
泣かないよ」と健気なセリフ。

そんな兄が先日、寝床に入りながら
「父たんがいないと寂しいよ…」とひと言。
む…息子よ、慰めの言葉にしてもウレシイよ…!(ToT)
家事を残したまま一緒に寝入ってしまい、
早起きして片付けるという日々。
そんな疲れも吹き飛んでしまいました。
普段は絶対 母にしか譲らない寝床での絵本タイムも、
最近ではしっかり父の選んだ2冊を読んで
寝付いています。

同日、兄になったH君も、保育園では何だか放心状態。
がんばれ、同志!
15日は年に一度の親子遠足。
お弁当作りがんばります!


▲ペンテコステ礼拝で。
聖霊が紙風船のように…(笑)




▲アシカですか!?



■2008.5.9
 お兄ちゃんになった。

3018gの女の子が
無事生まれました。
母子共に健康です。

産前から、ご心配いただいた皆さま、
祈りに覚えていただいた皆さまに
心より感謝申し上げます。

名前は、「tomorrow」と「earth」を
かけて命名。
未来を切り拓き、
希望を見出す地球人として歩むよう
期待を込めました。

保育園の同級生の家でも、
まったく同じ日に赤ちゃんが生まれ
二重の喜びとなりました。

Eさん、おめでとうございます!





■2008.5.7
 期間限定!「シングルファザー」日記(1)

いよいよ彼女が第2子出産のため入院しました。
第1子が帝王切開だったため、今回も万全を期して
病院での出産。
手術日が誕生日なので、
あらかじめ心の準備ができるという意味では
ありがたいような、味気ないような…。

さて、問題の「兄」(長男)ですが…。
数日前から急にクマのぬいぐるみを抱っこしたり、
ねんねさせたりと世話を焼き始めました。
まさか、練習?(^_^;) やはり子どもの直感は
スゴイですね〜。

しかし、予想通り入院初日は大号泣。
しっかり病院までお見舞いに行って、バイバイもして、
ご飯を食べてお風呂に入るまで順調だったのに
寝床で絵本を読んでいる途中で突然、
「母たんと寝る〜!」「母たんに電話して〜!」
1時間近くねばりました…。
選んだ絵本(母のお気に入り)がよくなかったかな〜。
さすがに消灯後の病院では電話が通じるはずもなく、
泣きつかれて眠ったかと思いきや、
今度は夜中に体をかゆがり起床。
さらに追い討ちをかけるように
地震まで…(泣)。

おかげで、片付けようと思っていた家事も
すべてそのままで2日目を迎えました。

あぁ、先が思いやられる。



■2008.5.5
 黄金週間

家族「3人」で過ごす最後のゴールデンウィーク。
いつもは帰省しているのですが、今回は入院前ということもあり
こちらで連休を満喫しました。

今日行ったのは、彼女の「ボートに乗りたい!」という
希望に応え、上野公園の
不忍池
2人が付き合い始めた頃のデート以来…(恥)。我ながら渋いなぁ。

江北駅から開通したばかりの
日暮里・舎人ライナーに乗って
日暮里へ。さらに
常磐線快速に乗り換え上野へ。
どちらも初めて乗る電車で、もちろん息子は釘付け。

「こどもの日」ということもあり、上野は人、人、人…。
歩くだけでうんざりするような混雑ぶりでした。
が、ボート乗り場は意外とすいており、
しかも、乗ってしまえば水上はさわやかな風と広々とした空間。

乗ったのは、白鳥の形をした「スワンボート」。
大人が足でひたすらこいでいるかたわら、
舵(ハンドル)をとった息子は、船長(運転手)気取りで大興奮!
ストライクです!
でも、遊園地みたいなお飾りじゃなく、本物の「ハンドル」なので
行きたい方向に行かせるのが大変でした。
下手にさわると「さわんないで!自分でやる!」と怒られるので…。

ともあれ、また新たな乗車体験ができた休日でした。


▲なぜか泣きそうな船長…



▲30分700円で、意外と楽しめました。



■2008.5.4
 砂遊びに夢中

最近始めた新しい遊びがこれ。
やり出すと止まることなく、放っておけば
軽く1時間は遊べる勢い。

以前は遊びといえば電車か歌、絵本ぐらいしかなかったのに、
幅が広がってきたな〜と実感。

山を作ってトンネル掘って、お団子を作って…。
かなり久々に、砂場での砂遊びをしましたが、
オモシロいですね〜。
さらに泥パックの効果もあり(?)、遊んだ後はお肌が
すべすべになるというおまけ付き。ん〜、奥が深い。


▲ここにお山を作るぞ〜!



▲ぺたぺたぺた。



■2008.5.3
 絵本選び考

おもちゃがなくても、絵本だけはたくさん読ませたい。

そう思いながら、いざ本屋に行って絵本を買おうとすると
あまりに選択肢の幅が広すぎて、迷ってしまう。
そこで、福音館、童話館などの定期配本サービスなどを
調べてみる。
ちなみに昨年度は、「こひつじ文庫」を試した。

いろいろ探すうちに、それぞれの書店、出版社、図書館
などが発行する様々な「絵本ガイド」に出くわす。
読んでみると、それぞれに主張があって面白い。
「原作を『子ども向け』にやさしく改訳した絵本はよくない」
とか、「良書を選んで読ませるべき」とか…。

その中で、絵本館の「子どもが本好きになる絵本ガイド4」
有川裕俊さんの
「いい絵本わるい絵本があるでしょうか」
は秀逸だった。

「今までの読書推進は読むことだけを主眼にしてきた。
自分で読む本は自分で選ぶ。この読書の重要な原則を
無視してきた。そのうえ読書感想文まで強要する始末。
これでは本嫌い一直線でしょう」

まずは、子どもと本屋に行く。本代を渡す。
大人も子どもも自由に本を選ぶ。
買って帰る。そして、どんな本を買っても文句は言わない。
これが、
子どもを本好きにする最も簡単な方法だそうです。

そうは言っても、アンパンマンや電車ばかりでは…など、
親としての葛藤はありつつも、毎晩、寝る前に欠かせない
息子との本選びが、ちょっぴり楽しみに思えてきた。








▲我が家の絵本セレクション



■2008.4.25
 手袋をはめに…

最近お気に入りのグッズが、手袋。

まったくその原因が不明なのですが、
おそらく保育園で何かあったのでしょう。
やたらと母親に手袋をさせたがります。
挙げ句には自分で はめ出す始末。

初めは
ゴム手袋
次は冬にしていた自分の
手袋
そして、こうなりました→。
鍋つかみ(笑)。謎です。


▲フォッフォッフォ〜!
バルタン星人か!…古っ。



■2008.4.11
 鉄道博物館デビュー

昨年の開館以来、いつかは行きたい(行かなければ)と思っていた
大宮の鉄道博物館。
子連れで行くには平日しかない、と先延ばしにしていたのですが
2人の休みを合わせ遂に実現!
「一度行ってみたかった」とゆー教会のJちゃんも付き合ってくれました。

予定より早く、開館前に着いてしまったのですが、
平日にもかかわらず正面ゲート前には
すでに長い人の列!
なんでも、午前・午後で人数が限定されたアトラクションの
予約目当てらしいのですが、その熱意に感服。
シュミレーターの順番待ちも多かった。

中はさすがに広々としており、実物の展示はもちろん
鉄道の歴史を追ったパネルもなかなか見応えがありました。
お年寄りの人もかなりいて、昔の鉄道に乗っていた当時を
懐かしんでいる風でした。マニアだけじゃないんだ…。

さて、ディズニーランド消防博物館で実証済みの
「大きな実物が苦手」な息子の楽しみ方は…

1.広い
廊下を駆ける。寝転がる。
2.窓際から
外を走る電車を見る。
3.ミニ運転列車を運転する。
4.売店で
目の保養をする。

3以外は、当館本来の楽しみ方とは若干異なるような気も
しないでもないのですが、まぁ楽しそうだったので結果オーライ!
大宮から乗ったニューシャトルも収穫の一つでした。

この日のお土産は、ひと足先に来館した後輩のY君にもらった
ペーパークラフトの続編。
紙でできてるんですが、これが意外と細かく作られており、
安くて手軽で子どもにもオススメです。
少なくともうちの息子は、
これ1冊で半月以上もちました!!

ある程度の楽しみ方(順路)も心得たつもりなので、
また機会があれば行きたいと思います。


▲入口の「シュッシュポッポ」。



▲成田エクスプレスを運転中。
険しい表情ですが、かなりハイテンションです。




運転後にパチリ。さすがに狭かったな〜。



■2008.4.4-5
 目黒雅叙園

彼女の両親が定年を迎えたということで、
そのお祝いに目黒雅叙園1泊2日の旅へご招待しました。

もちろん、我が家も初めての宿泊。
義妹夫婦も含め、3家族(3部屋)で泊まったものの、
1部屋で全員が十分に寝泊りできるだけの広さと快適さ。
風呂にはテレビ、サウナも完備。
貧乏性の僕には、居心地がいいような悪いような…。

名物だという
「百段階段」も見学しました。
初めて知ったのですが、ジブリアニメ「千と千尋〜」の
モデルにもなったという由緒ある宿なのだとか。
住み込みで働き始めた「千」が寝泊りしていたのと
(劇中では外が海)そっくりの部屋が確かにあり、
ちょっと感激。…息子は当然、半分の50段ぐらいで飽きてました。

翌日は、一度行ってみたかった
「交通会館」最上階でランチ。
実はここ、階全体がゆっくり回転しており、
1時簡に1周するという何とも奇特な(?)レストランなのです。
食べている間はあまり気にならないのですが、
やはり、酔いやすい人にはオススメできない
不思議な体験でした。

いずれにしても、広々とした視界の下、新幹線「のぞみ」をはじめ
有楽町を通るあらゆる電車が一望できるスポットに、息子は
食事そっちのけで釘付けだったことは言うまでもありません…。


▲庭園の鯉がすっかりお気に入り。



▲トイレには川が流れ、橋が架かっています…。



交通会館最上階からの「絶景」を拝む



■2008.3.29
 サッカーボール購入

父親に似ず、スポーツに興味を示す息子。
どこで覚えたのか、野球、サッカー、相撲のまね事を
大人相手にやりたがるようになりました。

先日は、おもちゃのサッカーボールに飽き足りず、
「本物」がほしいと要求したので、ついに商店街で購入。
2歳の息子にはまだまだ大きいものの、
かなりご満悦の様子でした。
いっちょ前にドリブルとかしてるし…(汗)。
投げる方も、これまたサマになっていて、
結構
コントロールがいいんです。…いや、親バカじゃなくて。

夢の(?)父子キャッチボールも、
そう遠くない日に実現できるかも?



▲「サッカーボール買ってもらっちゃった〜♪」
“はじめてのおつかい”アングルで…。




▲「ボールは友達、こわくない!」



■2008.3.23
 涙のお別れ会

息子の保育園で、転園する子と
退職する先生のためのお別れ会がありました。

この1年間をふり返り、送別も兼ねて
ひと言ずつスピーチがあったのですが、
お母さんたちが涙、涙…。
0歳児から一緒の子もいたので、
それぞれに思い入れがあったのです。

毎日保育園に送り迎えをしていると、
同じクラスの子にも、わが子と同じように
愛着がわいてくるものです。
先生や両親だけじゃなく、
「みんなで育てる」ってこういうことなんだと、
改めて実感しました。
Rくん、Nくん、また会おうね!
息子が大好きなK先生、これからも頑張ってください!


▲退職するK先生と転園するRくん



▲Rくんパパと、強引に…



▲会終了後、園庭で何やら楽しげに
地面をつつき合う3人…。
決して別れを惜しんでいるわけではない(笑)。



■2008.3.20
 消防博物館

せっかくの休日でしたが、雨天のため
四ツ谷の消防博物館へ。

地下鉄と館内が直結していて、交通の便はgood!
消防車の変遷から、さまざまな火災予防策、
消化の流れなど、実物や模型、映像をふんだんに使った
なかなか見応えのある館内でした。が、息子は…。

「ジプタがいる〜」「はしご車だ〜」と喜んでいたのもつかの間、
マスコットキャラ「ファイアー君」の実物大模型と
写真を撮ろうとしたら、突然動き出して
OUT!
炎を演出する関係で、館内が少し暗かったこともあり、
とうとう試乗できる本物の消防車にも乗れず、
撮れた写真は、こんなのだけでした(汗)。↓

でも、おみやげに念願の「救急車」を購入し、ようやく満足。
もう少しオトナになったら、また来てみようね!


▲初めはご機嫌だったのですが…



▲昔の消防車。はしごが木でできてました。



■2008.3.11
 兄☆結婚

兄の結婚式に家族で参加。
久々に親族が集まり、話がはずむ…はずだったのですが、
やはり子どもにとっては退屈な時間。
初めのうちこそ、物珍しそう〜にバージンロードの
花嫁さんを見物?していましたが、すぐ飽きました。

おかげで頼まれていたビデオ撮影もままならず、
式後のパーティーでは合い間をぬって
子どもたちの残飯をかきこむ始末(泣)。
でも、身内ながら、新郎のスピーチは良かった。泣けた。
式中、あんだけガチガチだったのに…(笑)。
6年半前の結婚当初を思い出し、一人赤面。
未熟だったなぁ、いろいろと。

2歳8カ月にして、すでに3度目の結婚式を経験した息子。
んん十年後、彼はどんな相手とめぐり合うのだろうか!?



■2008.3.2
 切迫早産

実はこの間、彼女が4日間だけ入院してしまったのです。
これまで、お腹も赤ちゃんも順調だったのですが、
2/27の朝に突然、数分感覚で痛みが…。
「まさか陣痛?」などといらぬ心配をしつつ病院に行ったら、
切迫早産でそのまま即入院でした。
さすがに立ち仕事はキツかったのでしょうか。

保育園では、「お父さん、大変ねぇ…」と心配されましたが、
送り迎えなどはこの間ほとんどやっていたので、
実はそんなに変わりませんでした。
でも、やっぱり夜の寝かしつけとか精神的な安定とか
欠かせない領域もあるので、心配ではありましたが、
応援に来てもらった母に気も紛れ、
すっかり甘えた様子の息子(写真↓)。助かりました…。

初日こそ「お腹イタイから病院に行く〜」とか
泣いてたものの、慣れたのか、
入院2日目にして朝晩上機嫌♪
むしろ彼女の方が会いたがってました…。

幸い、その後の回復も順調で、彼女の強い「押し」もあり、
わずか4日で退院
することができました。
産休まであとひと月。何とか乗り切ります!


▲必殺!上目づかい!



■2008.2.16
 電車ざんまい

この週末は、友人から紹介され、
行きたいと願っていた
カレーショップ「ナイアガラ」
目指し、一路「祐天寺」駅へ。

駅から歩くこと1、2分、
商店街の中でひと際目立つ
建物。噂通りのレトロな匂い。
店内はまさに鉄道天国!
座席自体が車両そのもので、
店内には駅の看板や
実物のプレート、模型、駅員の
帽子まで。感激です!!

さらに、
鈍行(甘口)、急行(中辛)、
特急(辛口)、超特急(極辛)

4段階あるカレーを注文すると、
座席の背後から汽笛とともに
機関車が…!
荷台に載せて、注文の品を
運んできてくれるのです。

カッパ寿司で寿司を運んでくれる
特急にも興奮していた息子ですが、
さらに上を行くこのサービス?には
イチコロだったようです。

その後、しばらく家のお風呂で
「カレーごっこ」をしていました…。

鉄道熱のない子でも、必見です!


▲注文すると、座席まで機関車が…



▲店内もマニアが喜びそうなお宝満載♪



▲しめもやっぱり機関車…(帰りに渋谷で)



■2008.2.9
 おもちゃざんまい

久々に父子水入らずの休日…
ということで、迷った末に後楽園・
東京ドームシティのおもちゃ王国へ
やって来ました。
ある程度予想はしていましたが、
これがかなり「刺激的」な
お遊びスポットでした…。

所狭しと並べられたおもちゃ、
おもちゃ、おもちゃ…。
まぁ、よくぞ集めたと言わんばかりの
おもちゃたちと、それに群がって
遊ぶ(騒ぐ)子どもたち…。
ううう(頭痛)。

で、わが子はといえば、
大好きな電車やミニカーが
これでもかと散りばめられた
コーナーに入ってはみたものの、
それほど気乗りはせず、
まして
電池で勝手に動く
プラレールなんざには目もくれず。

一番気に入ったのが、
あまりひと気のない片隅に
置かれたコレ(→写真)。
見た目立派ですが、ただ自分の足で
こぐ(歩く)だけなんです(笑)。

やっぱりおもちゃは
シンプルが一番!
ん〜、健全な反応だ。


▲さすがに圧倒される息子…



▲プラレール、トミカがズラリ!



▲単純な方が好みらしい



■2008.2.4
 オニだぞ〜!

 節分で作った手作りのオニ変身グッズ。お化けもオニも(サンタも)、絵本で見たり自分でやったりする分にはいいのですが、いざ「本物」が出てきてしまうと全然ダメ…。案の定、当日は大号泣したようですが、翌日には「きのう、ほっくえん(保育園)にオニがきてないちゃったんだよ」とケロッと報告してくれました。



■2008.1.30
 楽しくお手伝い♪

 最近、親の姿を見てすべてまねしたがる息子。
 この日はついに、
「お皿洗いがしたい」と宣言! …とは言っても、実際にできることと言えば、踏み台にのぼって蛇口から出る水でバシャバシャやるぐらい。流しは水浸しになるし、余計に時間がかかるし、かなりお邪魔なのですが、それでも、その“奉仕”精神は我が子ながら見上げたもの!
 保育園の連絡帳にそのことを書いたら、「お父さんが皿洗い!?」の方がびっくりされてしまいました。だって、他の家庭もみんな共働きのはずでしょ!? 保育園でさえそんな認識じゃ、男女共同参画もまだまだ先は長い…。




■2008.1.20
 ある日の礼拝

 僕が学生時代から通う教会に、今も可能なかぎり家族で出席しています(引越したので、所要時間が倍近くになってしまいましたが…)。0歳から通っているので、最近では息子も慣れ、1時間以上にわたる礼拝中も静かに遊んで過ごします。賛美歌を歌い終わるごとに「おしまい?」と聞いてきますが…。
 そんな息子の唯一の楽しみは、献金。親子室までまわって来てくれる献金当番の方に、小銭(もちろん自分のではない)をチャリン。自分で「参加した」感が味わえて満足なのでしょう。献金袋の行く末をじっと見守っています(笑)。


▲教会で読書にいそしむ息子…



■2008.1.12
 やっぱりちょっと早かった?

あいにくの天気でしたが、前々から計画していたので
頑張って行ってきました、ディズニーランド。
子どもも4歳からは有料なので、残りあと1年半。

前回よりも余裕があるし、3人だけだし…
と朝から張り切って出かけたのですが、
しょっぱなの「ミッキーマウス・レビュー」
を見終わった息子がひと言。
「おうちに帰る」

―――!!!

ここで負けては高額な入場料も水の泡…と
なだめすかして、その後はダンボにプーさんと
順調に乗りこなし、何とか目的は達成。
横殴りの雨でメチャ寒かったけど。

それにしても一番感激したのは、レストランでの
アレルギー対応。たいていメニューにも成分表示
がなく、店員に聞いてもよく分からない場合が多い。
しかし、さすがはディズニーランド。
低アレルゲンメニューの用意はもちろん、
アレルギーがある旨を伝えると、すぐさま
シェフ「スーパーバイザー」と呼ばれる人が
現れ、細かくアレルゲンをチェック。
その子に合わせたメニューを作ってくれるのです。

高いのと混んでるのが難点ですが、
それでも息子は満足していたようです。
少なくとも、無理やり連れ回された
アトラクションの数々よりは…(笑)。

そんなこんなで、おみやげには
ディズニー・リゾート・ラインのおもちゃを買って
帰ってきました。
でも、途中で乗った
京葉線の方が、
彼には印象深かったご様子…。やはり、
もう少し楽しめるようになってから来るべきか…。

ともあれ、3人で久々にゆっくりできた休日でした♪


▲家族3人では初のディズニーランド!



▲完璧なアレルギー対策にカンゲキ!



▲でも、天気は最悪…


  

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